11.16.09
Annie Raines and John Sebastian
先日に引き続き、最近アップされていたデュオのクリップ。ジョン・セバスチャンとアニー・レインズの共演です。
>“Orange Dude Blues” – John Sebastian Annie Raines harp duet
アニーは数年前にブリストルのハーモニカ・フェスティバルに来る予定だったのですが、急用で来られなくなってしまい、私を含むイギリスのハープおたく達は残念な思いをしたのでした。現在、「女流ブルース・ハーピスト」 と聞いてすぐに人々の頭に思い浮かぶのは、まずこの人の名前ではないでしょうか。セクシーだし、かっこいいですよね。
11.10.09
Steve Guyger & Dennis Gruenling
アップしようと思って忘れていました。最近アップされた、スティーヴ・ガイガーとデニス・グルンリングの共演です。
>Steve Guyger – Born In Chicago
やっぱり素敵なデニス。スティーヴ・ガイガーもかっこいいです。
10.26.09
ハーモニカ熱再び
年に一度ブリストルで行われるハーモニカ・フェスティバルに参加してまいりました。いつもなら数週間前からわくわくと楽しみにしているところですが、最近私生活がかなり大変なことになっていてハーモニカから遠ざかっていたので、実は今年はあまり乗り気ではなかったのです。「まあせっかくだから顔だけでも出すか・・・。」 くらいの気持ちで出向いたのですが、1年ぶりに会うハーモニカ仲間と話をしたり、ゲストのリー・サンキー (Lee Sankey) の姿を見たりしているうちに、どんどん気持ちが盛り上がってきました。初日はジャム・セッションで、当初は全く演奏する気はなかったのですが、ついつい調子に乗ってジャムに参加してしまったのでありました。
ジャムでの演奏は、2ヶ月近く全くハーモニカに触っていない身としては、なかなかの出来だったと思います。というか、夫や友人などこれまでの私の演奏を見てきた人達はみんな、「今まで最高の演奏だった。」 と褒めてくれました。夫と一緒に一曲やったのですが、中には私の方が上手かったとか音がよかったなどと言ってくれた人もいて、すっかり嬉しくなってしまったのであります。しかし今回は、自分の音がよく聞こえたとか、機材のセッティングが私の音に合っていたとか、バンドがすごくよく反応してくれたとかいう幸運あってこその演奏で、「どんなシチュエーションでも安定した演奏ができる」 というレベルでは全くありません。それでも、「(毎回とは行かないけれど) かなり良い演奏をすることもできるのだ」 という自分の可能性を知ることができたのは、これからハーモニカを続けていく上での大きな糧となると思います。
もうひとつ嬉しかったのが、聞いていた人はみんな、私がセカンド・ポジションでやっていると思ったということです。今回は夫がEの曲をやりたいと言ったので、Cハープしか使わない私はフィフス (5th) ・ポジションを使ったのですが、後で聞いてみたら気付いた人はいなかったようです。私の目標はあくまで、「様々なポジションを使いつつトラディショナルなテイストを持ったブルースを演奏する」 ということであって、色々なポジションでの演奏をひけらかす目的でCハープのみを使っているわけではないのです。なので、良い演奏だったと褒めてくれた人がセカンド・ポジションだと思ったというのは、5th でもかっこよくブルースができるのだということを自分に証明できたようですごく嬉しいです (なぜ私がCハープしか使わないのかということはこちら>一本勝負!)。

というわけで、久々にハーモニカ熱が戻ってまいりました。ワークショップやコンサートはもちろん楽しいしためになるのですが、私がこのフェスティバルで好きなのは、一日のプログラムが終わった後の集いです。ホテルのバーで久々に会う仲間と親交を深めたり、ゲストと話をしたり、深夜までみんなでジャムをしたり。今年は、リー・サンキーと話ができたことが一番の収穫だったと思います。数年前に別のフェスティバルでワークショップとコンサートをやっているのを見た時は、実はあまり心を動かされなかったのですが、今回は時間があって彼の色々な話が聞けたのが嬉しかったです。とてもオープンで正直で聡明で精力的な人という印象を受けました。個人的には、その頭の良さが演奏に現れすぎてしまう場面が時々あると感じるのですが、もちろん素晴らしいプレイヤーです。
>Lee Sankey – slow blues clip
>Lee Sankey solo harmonica blues piece entitled “Work’n”
10.16.09
Rod Piazza & Dennis Gruenling ・ その2
これはまた嬉しい映像がアップされました。ロッド・ピアッツァ (Rod Piazza) と デニス・グルンリング (Dennis Gruenling) の共演再び。先日紹介したものと同じライブからのようです。音質はあまり良くないですが、この二人の共演はやはり必見だと思います。最後には二人の掛け合いもあり、ロッド・ファン、デニス・ファンにとってはほくほくの映像です。
>Rod Piazza and Dennis Gruenling Baby Please Dont Go
ロッドのバンドにアレックス・シュルツ (Alex Schultz) がいた頃、若き日のデニスは、遠い道のりを運転してロッドのギグを観に通ったのだそうです。デニスにとってロッドは憧れの人の一人だったのだと思います。そんな人にステージに呼ばれて演奏する気持ちってどんななのでしょうね。
デニスは相変わらずせくしぃーでクールですが、ロッドもデニスといい勝負。今年の色男番付はこの二人に決まりそうであります。
10.01.09
Rod Piazza & Dennis Gruenling ・ その1
全国のハープおたくの皆さまこんにちは。すっかりご無沙汰となってしまったこのブログですが、久々の更新です。ご心配のコメントやメールを下さった方々、ありがとうございました。これからも少しずつですが更新していきたいと思います。
さて、今日は、ロッド・ピアッツァ (Rod Piazza) とデニス・グルンリング (Dennis Gruenling) の共演です。
>Rod Piazza & Dennis Gruenling

二人の演奏は相変わらず素晴らしいし、セクシーで素敵 (違)。デニスが吹いている時のロッドの表情やジェスチャーも見ていて楽しい限りです。途中、ロッドが手を叩いている場面がありますが、このハンド・クラッピングがちょっとビハインド・ザ・ビートで、そんなところにも 「へえええ」 と感心してしまった私であります。
実は一ヶ月ほど前から、冗談でも大げさでもなく、人生最大の危機と言えるくらいの辛い日々が続いているのですが、こういうのを見るとやはり元気が出ます。ハーモニカもずっと吹いていないのですが、また始めようかなあ。。。
09.04.09
Dennis Gruenling のニュー・クリップ
デニス (Denni Gruenling) のニュー・クリップがいくつかアップされているのを見つけて、かなりテンション上がってます。上の3つは、今年の David Barrett Harmonica Masterclass での演奏です。このマスタークラスには私のオランダ人の友人も参加したのですが、デニスはやっぱりすごかった、天才だ、と言っていました。

この間ジョー・フィリスコ (Joe Filisko) に会った時、「デニスは現代のプレイヤーの中で、最高のインプロヴァイザーだ。」 と言っていましたが、それに激しく同意。ジェイソン・リッチがデニスのことを、”traditional yet innovative” と表現しているのを読んだことがありますが、それにも激しく同意。この人のアドリブのアプローチは、ハーモニカ・プレイヤーとしてだけではなく、ミュージシャンとして私が目指すものにものすごく近いです。
>Dennis Gruenling w/Rusty Zinn – Shuffle @ Masterclass 2009
>Dennis Gruenling w/Rusty Zinn – Slow Blues @ Masterclass 2009
>Dennis Gruenling w/Rusty Zinn – Swingin Chromatic @ Masterclass 2009
>Dennis Gruenling – Chicago instrumental
かっこいいですねー。素敵ですねー。目がハートになってしまう。
08.30.09
たまには日本のものも・・・
意識して避けているわけではないのですが、このブログでは日本人ハーピストを取り上げることは多くありません。普段読むのは英語のサイトばかりで日本のハープ事情には全く詳しくないことと、ハープ関係の知り合いはほとんどこちら (ヨーロッパとアメリカ) の人だということがあって、やはりこちらの話題が中心になってしまいます。しかし今日はめずらしく、ジャパニーズ・ハープメンのかっこいい演奏を紹介したいと思います。大野木一彦さんとマッドハープ加藤さんのデュオ。十穴祭ブルースフェスティバルというイベントでの演奏だそうです。
大野木さんはこのブログを読んでご丁寧なメールを下さって、それ以来、たまにメールやCDを交換させていただいたり、うちの夫のカスタム・ハープのテスターになっていただいたりしています。数少ない日本人のハープ友達 (と勝手に呼んでいる。) であります。マッドハープ加藤さんも同じくブログを通して知った方で、ブログを相互リンクさせていただいています。
この演奏は、アンサンブルとしてとても上手く仕上がっていると思いました。加藤さんのリラックス感と、大野木さんのハープ (ちょっとキム・ウィルソンを髣髴とさせる) が合わさった感じがよいです。ハーモニカ同士のセッションってやかましくなりがちなのですが、お二人ともバックアップが上手なので、お互いの邪魔にならないように上手く避けあっています。加藤さんの歌も、ちょっとオーティス・スパンみたいな感じで味があって素敵です。
お二人とも、関西を中心に演奏活動やレッスンをなさっています。お近くの方、機会のある方はぜひぜひチェックしましょう。
08.18.09
Rick Estrin at SPAH Annual Convention
毎年アメリカで行われる SPAH (Society for the Preservation and Advancement of the Harmonica) のイベントが今年も終わり、その模様が YouTube に続々とアップされています。特に私の気に入ったのが、こちら。
>Rick Estrin “Gettin Outta Town”

リック・エストリン (Rick Estrin) のソロです。オフィシャルなプログラムの演奏ではなくて、ホテルの一室で撮られたプライベートな演奏。エストリン・ファンならば、ぜひ保存してとっておきたい映像ではないでしょうか。録音・録画をしたのはリチャード・スレイ (Richard Sleigh) 。後ろでうろうろしているのが見えます (笑)。リチャードは去年も自室にブレンドン・パワー (Brendan Power) やデヴィッド・バレット (Dave Barrett) を招いて、セッションしたものを録画して YouTube にアップしていました。オフィシャルなプログラムの合間にも、こうしてハーモニカ三昧。素晴らしきハーモニカおたく達ですね。
08.13.09
楽器の強み
最近、ハープ仲間の間で話題になっていたビッグ・ウォルター (Big Walter Horton) の映像。
>Walter Horton, Floyd Jones – Goin Down Slow
ビッグ・ウォルター様は、私のハープ・ヒーローの一人であります。ハーモニカを練習し始めた頃、「こんなふうに吹けるようになりたい」 と一番の目標としたのが、ウォルター様だったのです。それぞれの楽器にはその楽器特有の強みというものがあって、その強みをどのように最大限に引き出すかということが、優れた奏者の成せる業だと思います。ビッグ・ウォルターの演奏は、初心者の私にもわかるくらい明確に、ブルース・ハープの持つ強みを引き出していると感じました。

私は所詮ピアノ弾きなので、気をつけていないと、ハーモニカの強みというものをあまり考えていない演奏になってしまうことがあります。そして、こうしてウォルター様の演奏を聞いたりして、反省したりするのです。