2008/05/18

リラックス!

Posted in テクニック, 音色 tagged @ 11:34 am by Yuki

ハーモニカの演奏でいちばん大切なものは 「音色」 である、と先日のエントリーで書きましたが (>Little Boy Blue – Big Walter Horton)、じゃあどうやったら良い音色が出るようになるのかというと、、、それは非常に難しい問題であります。

基本中の基本は、「力を抜いて、リラックスすること」。良い音を出すための要因は色々とありますが、これなしには始まりません。ハーモニカ奏者にとって、身体はギターのボディのような存在です。ハーモニカは、身体に共鳴させて鳴らす楽器なのです。どんなに高価で素晴らしい名器でも、身体を使わなければ、良い音は鳴りません。身体をできるだけリラックスさせて、音が共鳴する場所を作ってやらなくてはなりません。かちんこちんに固まった身体では、音が硬くなったり、音程が下がったりしてしまいます。人によって色々ですが、ハーモニカ・プレイヤーは、肩、胸、首、腹、背中、舌などに力が入ることが多いようです。ベンドノートになると、ぐっと力が入ってしまう人も多いです。私は始めの頃は、首筋がこったり、ベンドの時に胃のあたりが緊張したりしました。でも、きちんと考えながら練習していると、力が入らないのがだんだん自然になってきます。

これは私の本業であるピアノについても思うことですが、楽器を演奏するにあたって 「力を抜く」 という行為は、意識しないとできるようにはなりません。よほどの天才か、物心つく前に良い先生に教えられた人でない限り、努力なしでいつか自然にできるようなものではないのです。「どこかに力が入っていないか」 ということを常に確かめながら、「力を抜こう、力を抜こう」 と毎日自分に言い聞かせて練習して、やっとそれが自然な行為となって行くのです。

ハーモニカの音色は、演奏する人によって異なります。それは身体に共鳴させて鳴らすものだからです。ヴォーカリストにそれぞれの声があるように、ハーモニカにも人それぞれの音色というものがあります。あなただけにしか出せない最高の音色をめざして、がんばりましょう。

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2件のコメント »

  1. ogitetsu said,

    先日、自分のブログで空手のことを書きましたが、武道でも体をリラックスさせると言うのは、極意の一つです。体がガチガチになっていると、力強く見えても実際は、スピードも出ないし、破壊力も出ないものなのです。
    音楽でも同じですね。人前でギターを弾く時も、緊張していると上手く行かない事が多いです。

    オギ

  2. Yuki said,

    >オギさん

    へえ~。武道でも脱力は必須なんですね。力が入っているとスピードもパワーも出ないというのは、本当に音楽と一緒ですね。

    人前で演奏するのは全く緊張しない、という人もたまにいますが、そういう人の演奏は、何か物足りない気がします。適度な緊張感は持ちつつ、身体はリラックスする、というのが理想だと思いますけど、なかなか難しいですよね。


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