2008/07/16

Now You Can Talk About Me – George “Harmonica” Smith

Posted in CD tagged , @ 8:59 am by Yuki

他のハーピストに比べると有名度はいまいち低いジョージ・スミスですが、この人に影響を受けたハーピストは多いです。ウィリアム・クラーク (William Clarke) やロッド・ピアッツァ (Rod Piazza) などに続くウェスト・コースト・ブルース・ハープのスタイルは、この人なしには始まりません。

迫力のダイアトニックと、美しく妖艶なクロマティック。どれも良い演奏なのですが、私がこのアルバムで一番好きなのは、ロッド・ピアッツァが参加している “Astatic Stomp”。ロッドの完璧とも言えるソロから始まり、その後、張り裂けるように始まる (この人は、本当に特色のある音色をしていますね。) ジョージのソロ。それに答えるロッドのソロの出だしは、太いビブラート。お互いを影響、刺激し合いながら音楽を作り上げていく二人。最後の掛け合いもかっこいい。「ブルースって素晴らしい音楽だなあ」 と思う一曲です。

ブルース・ハープのデュエットというのは、上手く演奏するのはとても難しいと思うのですが、この曲は本当によくできていると思います。何度聞いても飽きない一曲です。”Astatic Stomp” というタイトルも、洒落ているじゃありませんか。

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