2008/07/24

Jason Ricci

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 10:14 am by Yuki

ハーモニカに限らず、速弾き (吹き) で攻めるブルースの演奏は好きではないのですが、唯一例外なのが、ジェイソン・リッチ (Jason Ricci)。

この人の演奏に対するアプローチは全く新しいもので、ブルース・ハーモニカの新境地とも言えると思います。初めて聞いたときは自分の耳を疑って、ぶっとんで、感動して涙がでました。

速吹きのプレイヤーですが、この人の演奏は、一音一音と、その音が作り出すフレーズに、きちんと意味があります。それに、速吹きをしても、間を取るところではたっぷり取るので、「速いだけ」 の演奏で終わらずに、しっかりと聞き手に訴えかけてきます。そういうところが、シュガー・ブルー (Sugar Blue) などの速吹きプレイヤーと違うところです (シュガー・ブルーが好きな皆様、ごめんなさい。ただ単に私の好みです)。

映像は、前半アコーティスティックで、後半アンプリファイドに切り替えて演奏するジェイソン。速吹きでも、きちんとハープが泣いています。速吹きのプレイヤーではありませんが、私はマーク・ハメル (Mark Hummel) が好きではなくて、「どうして彼の演奏は、心にぐっとこないんだろう」 と考えたことがあったのですが、彼の演奏はハープが泣かないんですね (マーク・ハメルが好きな皆様、ごめんなさい。あくまで私の好みです)。やっぱりブルース・ハープは 「泣き」 が入ってこそだと思います。

ジェイソンは、絶対にライブを見てみたい人の一人です。

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