2008/07/26

オクターブ下の音を歌う

Posted in テクニック, 音色 tagged @ 8:11 am by Yuki

昨日はアンプリファイドの練習をしていて、「もうちょっと低音部が感じられる太い音色が欲しいなあ」 と思いました。日々の練習の成果があってか、全体に音色は良くなってきたのですが、まだまだ改善する点はあると感じています。音色の追求には終わりがありませんね。

良い音色を作るためには、口の中を開けることが大切だということは、前に書きましたが (>熱い息で演奏する)、昨日は、それを上手く感じられる方法を使って練習しました。オランダ人のハープ職人 / ハーピストである友人が随分前に教えてくれた方法なのですが、すっかり忘れていて (その頃は、私はまだ真剣にハープに取り組んでいなかったんですね。)、昨日、「なんとかもう少し音色に厚みが出ないものか」 と考えていた時に、この練習法をふと思い出したのです。この友人は、分厚い音色を持つことで有名なので、これは良い練習になると思います。

例として、A調のハープの2番ドロー (ミの音) を使いますね。まず、この音を声に出して歌ってみます。発音は、エとかイだと口が横に広がるので、オが良いと思います。「オーーー」 です。それができたら、その音を、1オクターブ下げて歌います。オペラ歌手にでもなったつもりで、低く太く 「オーーー」 です。そして、その口と喉の形を保ったまま、2番穴をドローします。すると、良い音が出ませんか?

私は、歌うのを1オクターブ下げたところで、口の中がぐわっと広がって、喉がぐっと下がって開くのが感じられます。これまでも口の中を開けることは注意して練習してきたのですが、まだまだ開く余地はあったのだと驚きました。そしてうれしいことに、音色も変わりました!後は、これを毎回注意して練習して、いつでも自然にできるように、喉の筋肉を鍛えて、筋肉の記憶 (英語ではマッスル・メモリー = muscle memory と言います) を発達させるのみです。

一歩先に進むコツがつかめて、昨日は有意義な練習ができました。普段使わない筋肉を使うので、長く練習すると喉がちょっと疲れますが、筋肉が鍛えられているのだと思えば、練習もはかどります。今日もがんばるぞー。

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