2008/08/23

ブルースハープな夜

Posted in ハープ日記 @ 1:44 am by Yuki

先日、ハーピストの知人の家に遊びに行った。もう長いことハープを吹いている、熟練したハーピストである。数年前からの知り合いで、音楽のイベントなどで顔を合わせる度に話をすることはあったものの、それほど親しい仲ではなかった。しかし、ジャム・セッションでハープを演奏する私を見て興味を持ってくれたらしく (彼の中では私は 「ピアニスト」 という位置づけだったので、けっこうな衝撃だったらしい。)、話がはずんだのである。そして、私の演奏についての感想とアドバイスを聞いたところ、「それなら、今度うちにおいでよ。」 ということになったのだ。

ハーモニカの演奏においては、私なんかよりもずっと先輩な彼なのだが、誘ってくれた時に、”teach” という言葉ではなく、”share” という言葉を使ったのが印象的であった。ハーモニカについてお互いが知っていることを分かち合おう、と言ってくれたのである。彼にとって音楽とは 「分かち合うもの」 なんだなあ、と思うと感動したし、まだまだ未熟な私を一端のハープ吹きとして扱ってくれたことを、とてもうれしく感じた。

このブログを始めて、ブルース・ハーモニカについて思うことを書く場ができた。かなり個人的な記事が多いものの、ありがたいことに、きちんと読んでコメントを下さる方もいる。「ブルース・ハープを愛する人や、ブルース・ハープに興味を持っている人達とコミュニケイトできたらいいなあ」 と思ったのがこのブログを始めたひとつのきっかけであるので、これはとてもうれしいことである。しかしそれとは別に、生身の人間と向かい合ってブルース・ハープについて語り合うのは、やはり楽しい。音楽を通して人と知り合いになったり、親しくなったりすることは、人生におけるかけがえのない幸せのひとつである。