2008/10/05
Adam Gussow のマスター・クラス
ワークショップの後、みんなで食事に行き、その後はマスター・クラスとコンサートがありました。ワークショップとマスター・クラスってどこが違うの?と思っていた私ですが、アダム自身もよくわかっていなかったらしくて、食事中に 「どこが違うの?」 とみんなに聞いていました (笑)。毎回このハーモニカ・ミーティングに参加しているオランダ人の話では、「このミーティングにおけるワークショップとは、限られた人数のプレイヤーを指導するレッスンで、マスター・クラスというのは大人数の (ハーモニカ・プレイヤーとは限らない) 観客を相手にレクチャーをするもの」 なのだそうです。そうか、、、うーん、どうしようかなあ、、、と悩んでいたアダムですが、結局、客席の中から何人かステージに上がってもらって指導することに決めたようです。
さて、マスター・クラスは、レストランでのオランダ人の説明通り、ワークショップよりも規模が大きかったです。雛壇になった客席には収まりきらず、床に座る人や立ち見の人も続出。数えたわけではないですが、100人以上は入っていたと思います。「コンサートやワークショップは平気なんだけど、こうして大勢を相手にレクチャーをするのは、けっこう緊張するなあ」 と言ってマスター・クラスを始めたアダム。先ほどの予告通り、客席から希望者を何人かステージに上げて、レクチャーをしました。前半は初級レベル3人、後半は上級者4人がステージで演奏して、アダムのアドバイスを受けていました。
「初級レベルではないけれど、上級とは言いがたいしなあ、、、」 と思って、こういうシチュエーションでは普段は怖いもの知らず (ずうずうしいとも言う) の私も、手は挙げませんでした。しかし、上級者ということでステージに上がった人でも、4人中3人は大したことなかったです。上級というのはプロ級に上手い人のことだと思っていた私は、拍子抜け。こんなことなら上級者として手を挙げればよかった!と後悔したのでした。
次回は、アダムのコンサートについて書きます。
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>Adam Gussow のワークショップ - その1
>Adam Gussow のワークショップ - その2
>Adam Gussow のコンサート
>Adam Gussow のコンサート (おまけ)
tsudda said,
2008/10/07 @ 3:35 pm
ワークショップとマスター・クラス…確かにどこがどう違うのかハッキリ判ってませんでした。でもこれからはもう大丈夫!(笑)
しかし参加者が100人以上とは盛況な…オランダの10ホールズ熱も大したものですね。
>拍子抜け
ははは、また次がありますよ。
Yuki said,
2008/10/08 @ 7:59 pm
>tsuddaさん
このワークショップとマスター・クラスの定義は、たぶんこのアムステルダムのハーモニカ・ミーティングのみにおけるものだと思います。何がワークショップで何がマスター・クラスかというのは、場合によって違うのだと思いますよ。
ワークショップでも、参加者に一音も吹かせないで終わる人もけっこういますね。