2010/09/12

Jon Cleary

Posted in ハーモニカ以外 tagged @ 10:58 am by Yuki

私が最も好きな現役ピアニストの一人、ジョン・クリアリー。出身はイギリスですが、ニューオリンズに長く住んで勉強をした人で、真のニューオリンズ・サウンドを奏でる代表的なミュージシャンです。

2年前の英国ツアーは、The Absolute Monster Gentlemen という4ピースバンドでの演奏だったのですが、今年はドラムス、ウッドベース、アコースティック・ピアノのトリオとしてのツアーでした。前回のモンスターズとの演奏は本当に素晴らしくて、バンドサウンドとしてはこれまで見たどのバンドのライブでよりも優れた最高のものでした。今回はトリオ、しかもアコースティックのピアノでのツアーということで、こだわりのあるサウンドを作り出す彼がどんな演奏をするのか、とても楽しみにして行きました。

今回はトリオということで、よりジャズとラテン音楽の要素が強かったのですが、それがニューオリンズ・ファンク、R&B と混ざり合って、オリジナルなかっこいいサウンドとなっていました。やっぱりジョン・クリアリーはすごいです。数曲、ベースの人がスーザフォンを演奏したのですが、これはもう完全にセカンド・ラインのノリでした。こういう本物のニューオリンズサウンドはなかなか聞けるものではありません。

ジョン・クリアリーは、ジェームズ・ブッカーからじきじきに手ほどきを受けたこともある人で、たまに 「ブッカー節」 みたいなのが入ったりもして、そういうのを聞くとちょっと感傷的になってしまいます。握手してもらった時も、「ブッカーもこの手を触ったかもしれない」 と考えてしまった私でした。

来年も来てくれないかなあ・・・。