2012/02/29

Sugar Ray Norcia + David Barrett、Rod Piazza + Kim Wilson

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , @ 10:31 pm by Yuki

デヴィッド・バレットのサイトに、シュガー・レイ・ノーシアが出ておりました。この企画恒例の、インタビュー後の演奏がこちら。

Sugar Ray Norcia Playing Snippet for BluesHarmonica.com

シュガー・レイ・ノーシアは、すごく好きなプレイヤーです。ハーモニカはもちろん、歌もめちゃくちゃ上手い。こういうオフな感じでハーモニカ吹いている彼は、なんか熊みたいでかわいいですね。毎度のことですが、デヴィッド・バレットのバッキングも良いです。こういうのやらせたら、この方は本当にすごい。ハーモニカのデュオって難しいですが、これはお手本みたいな演奏だと思います。

デュオで思い出したのですが、YouTube にはロッド・ピアッツァとキム・ウィルソンが一緒に演奏している映像もありますよね。33秒という短いクリップですが、私はこの映像が大好きです。この組み合わせは最強!最前列で写真撮りまくっている男性が二人いますが、気持ちわかります(笑)。こりゃ撮りますよ。この二人、スタイルは違いますが、だからこそおもしろい演奏です。「動きがかっこいいハーピスト番付」 という企画をやった時にも書きましたが、このクリップのロッドは特にかっこいいなあ。

Rod Piazza and Kim Wilson live

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2012/02/27

ニック・カラン最高!

Posted in ハーモニカ以外 tagged @ 5:11 pm by Yuki

最近はまっているのこのクリップ。音色、ビハインド・ザ・ビートなフィーリング、すごいです。

>Nick Curran – Just Love Me Baby

先日も書きましたが、ニック・カラン最高!

2012/02/20

Bald Head

Posted in ハーモニカ以外 tagged @ 4:51 pm by Yuki

突然ですがみなさん、自分のパートナーの異性に対する好みをどれくらい把握していますか?

私は夫の女性の好みというのはよくわかりません。例えば映画なんかを観た後、「登場した女性の中で誰が一番好き?」 というようなアホな質問をしたとしますね。すると、夫の答えは私の予想とだいたい合ってはいるんですが・・・ですが、波風立てないように、私の賞賛を得られそうな女性を選んで言っているような気が、なんとなくするんですよね。「あんな女のどこがいいの!?ムキーッ!」 と言われない人をわざと選んでいるというか。まあ真相はわかりませんが。

それとは裏腹に、夫は私の好みの男性をズバズバ当ててきます。ライブなんかを観に行って、「あら、あのギタリスト、なかなか素敵じゃな~い?」 なんて思っていたりすると、すかさず横から、「かっこいいと思ってるでしょ」 などのつっこみが入ります。夫、すごい。私の好みすっかり把握。

しかしですね、そんな彼でも、たまに見落とすこともあります。例えば、ランディ・バミューデス (Randy Bermudes)。私がこれほど騒いでいるのに、ランディはノーマーク。純粋にベースの演奏が好きなだけだと思っているみたいです。確かに演奏が良いから好きなんですが、そのセクシーさに惹かれる部分もあるのが事実。以前さんざん書いたのでここでは割愛しますが、彼がベースを弾いている様は最高にセクシー。チェックの半袖シャツがここまで似合う人もそうはいない (シャツフェチ)。

しかし夫は、サンダーバーズでは、ジョニー・モラーとか、ジェイ・モラーとかを疑っているみたいで、ランディはノーマーク。確かにジェイ・モラーなんかは、背が高くて髪が長くて大変いい男で私のタイプではあるのですが、セクシーさではランディがダントツ(死語?)。なのになんでノーマーク?こんなに好きなのに?

などと考えていて、思い出した会話がありました。「ねえねえ、もし自分が女だったとしたらさあ、キムとロッドのどっちの彼女になりたい?」 という、例によってかなりアホな質問を私がした時のこと (キムとロッドというのは、キム・ウィルソンとロッド・ピアッツァのことです、もちろん)。私はてっきりキムって答えると思っていたんです。何しろ、三度のご飯よりキムが大好きな人ですから。それが、ロッドだと言うではありませんか。「ええ!?なんで!?キムのことあんなに愛してるくせに!?」 という私の問い詰めに夫はなんと、なんと・・・

「ハゲの男を好きになるとは思わないんだよね」

という暴言!!

なんてことを言うのでしょうか、この人は。自分だっていつか剥げるかもしれないのに!?まあ、「もし自分が女だったとしたら」 というアホな仮定の上の話ですから許されるのかもしれませんけれども。

そんなわけで、ランディはノーマーク。理由はたぶん、ハゲだから。ふっ、まだまだ甘いな、夫。確かに私は髪の長い男性に惹かれることが多いのですが、髪が長けりゃ誰でも良いかというとそんなことはもちろんなくて、逆に髪の毛がなくても素敵だと感じることもあります。最近いいなあと思ったのは、ンタレ・ムワイン (Ntare Mwine) という俳優さん。

例の Treme というニューオリンズが舞台のドラマに出ていて、ずっといいなあと思っていたんですけどね、第2シーズンの最終話で話が急展開して、彼のセクシーさが爆発いたしました。要は女性とのからみがあったわけですが、目線や話し方や仕草がセクシーなんですよ。相手の女性を見つめたり抱きしめたりする仕草に、「愛しい」 という思いがこぼれ出てしまう、そんな感じです。特に過激なシーンがあったわけではないのですが、演じる人の作り出す雰囲気が、露骨なベッドシーンなどよりもずっと見ている側をどきどきさせることってありますね。

ところで、日本では頭を剃った人のことを 「スキンヘッド」 と言ったりしますが、英語圏でスキンヘッドと言うと、最近ではネオナチや白人至上主義などの人種差別的な思想を持った人のことを表すことがほとんどで、ただ単に頭を剃っている人のことはスキンヘッドは呼ばないので、注意が必要です。

本日の一曲は、プロフェッサー・ロングヘアーのこれ。
Professor Longhair, Bald Head

2012/02/17

The Mannish Boys – “Shake for Me”

Posted in ハーモニカ・プレイヤー, CD tagged , @ 2:19 pm by Yuki

先日のバレンタインズ・デーは、夫婦で外でお食事をしました。庶民的なお店なのですが、特別な日ということでアペリティフにシャンパンなんかが出てきました。お酒は好きですが体質的にほんのちょっとしか飲めないので、ご飯食べる前の空腹時にシャンパンなんか飲んだら頭がぐーらぐーらしてしまいます。日本人にはアルコールを分解する酵素が足りない人が多いらしいですね。こっちの人で顔を赤くしてお酒を飲んでいる人というのは、まずほとんど見かけません。私は実はイギリスに来るまで、「強い弱いの個人差はあれど、お酒を飲んで赤くなったり動悸がしたりするのは普通のことだ」 と思っていました (爆)。

それはさておき、夫へのバレンタインのプレゼントとして、Mannish Boys の “Shake for Me” を贈りました。持っていなかったので、ぜひ聞きたかったCD (自分の聞きたいものを夫にプレゼントするという、うちではお決まりのパターン)。これがもう最高にかっこいいです。

まだざっと2回ほど通して聞いただけなのですが、それでもつっこみどころがたくさん。まず1曲目の “Too Tired” から、ニック・カランのギターにガツンとやられました。ニック・カラン最高!癌なんかに負けないで絶対に帰って来てほしいです。”The Bullet” の冒頭、カーク・フレッチャーのギターにもまたガツン。ソニー・ロリンズの “Tenor Madness” を引用しているところが楽しいです。それからやっぱり、アルバム全体を通してバンド・サウンドがかっこいいですね。特にすごいなあと思ったのは、”Hey Now”。ものすごくリラックスしてビハインド・ザ・ビートな感じなんですけど、間延びした感じやのろのろした感じは全くない。こういうのってなかなかできないです。ドラムは全曲ジミ・ボット。この方のドラムは気持ちが良くて、ビシバシ心に響きます。

そして、ハーモニカ・ブログの端くれとして特筆すべきはやはり、ロッド・ピアッツァの “Last Night”。先日、ポール・ディレイの記事で遊び心のある演奏について書きましたが、このロッドの演奏は遊び心の宝庫。イントロから思いっきり笑わせていただきました。リトル・ウォルターの演奏をまるまる (ウォルターの方が一音多い所もありますが。) コピーしたソロも楽しい。コピーでもロッドが吹けばこんなふうになるんだなあ。それからクロマティックに持ち替えて攻めるロッドおじさま。素敵でございます。ヴォーカリストをバッキングするロッドが聞けるのもうれしいですね。これがまた上手い。

Mannish Boys のアルバムって、いつもジャケット写真もかっこいいですね。

2012/02/04

インナー・ジャム

Posted in テクニック, ハープ日記, ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 10:29 pm by Yuki

昨日は節分でしたね。みなさん楽しく豆撒きをされましたでしょうか?私は鬼役をした夫の熱演っぷりがおかしくておかしくて、床に崩れ落ちて暫し大爆笑いたしました。あー、お腹痛かった。

さて今日は、この頃私が練習に使っている、ジェイソン・リッチ (Jason Ricci) の練習方のビデオです。リズム奏法とアドリブを交互に吹くという、まあブルース・ハープの基礎のようなものですが、実はなかなか難しかったりします。でもできるようになってくるとすごく楽しい。ハーモニカってちょっと、一人で練習すると行き詰まるところがありませんか?ピアノは、ベース、ドラム、バッキング、ソロ、ホーンセクションなどのパートを一人で全て演奏するようなものですから、音楽的に色々と展開の仕様があるのですが、ハーモニカは、私なんかのレベルだと、楽しんで創作的に練習するということが難しく感じられる時があります。スケールやトレイン・リズム、ウォーキング・ベース、定番のリフやリックなどの基礎練習はもちろん大切だけれど、毎日そればっかりだとちょっと辛い。バッキング・トラックを使っての練習も役立つけれど、同じパターンの繰り返しでちょっと飽きてきた。コピーも楽しいけれど、やはりアドリブも上達したい。そんな思いを解決してくれたのが、この練習方です。自分でコンピングしながらソロを吹いて行く、”Inner Jam” というビデオのタイトルが正に相応しい演奏方。グルーヴにのせてアドリブを展開して行くこと、また、ただやみくもにアドリブするのではなく、演奏に構成を持たせることによって、「音楽を創っている」 という充実感が感じられます。私はジェイソンみたいに吹けるわけではないのでアドリブはマンネリ化しがちですが、たまーに、「お!今のはちょっと良かった!」 という演奏ができることがあると、練習がすごく楽しくなります。上手くできるようになると、この奏法は、ブルース・ハープの演奏をする上で、ものすごい強みになる気がします。リトル・ウォルターなんかも、バンドと演奏していても、そこには常に自身のリズムがありますよね。

How to Vamp for practice on harmonica. The Inner Jam

同じような内容のビデオがもう一本。こちらでは、リズムをキープすることの大切さと、アドリブの後、いつも同じタイミングでコンピングに戻ってくることの大切さを説いています。

Chordal Vamping (Harmonica) (Whammer Jammer intro) 004.

クラシックでもブルースでも、教えていると (私の本業はピアノ弾き。)、リズムやタイミングをキープするということの大切さを痛感することが多くあります。もしかしたら音色や音程よりも大切なのではないか思うことさえあります。例えば、音 (音程) を一つ間違って弾くことと、拍を一拍飛ばして弾くことのどちらが聞いている側にとって耳障りかというと、私は後者だと思うんです (もちろん例外はありますが)。それはなぜかというと、やはりリズムやタイミングというのは、音楽に秩序を持たせ、意味を持たせることの核となるものだからです。これががたがただと、その演奏は非常に聞き辛いものとなってしまいます。

まあ、そんな薀蓄はさておき、ジェイソン・リッチは大好きなプレイヤーの一人です。私は速吹きやオーヴァー・ブロウなどを駆使した演奏に取り立てて惹かれることはないのですが、ジェイソン・リッチは、「こんなふうに吹けたら気持ちいいだろうな」 と感じる数少ないテクニシャン系プレイヤー (という言い方も何だかしょうもないですが。) の一人です。