2012/03/28

トレイン・イミテーション

Posted in テクニック, ハーモニカ・プレイヤー tagged , , @ 9:03 pm by Yuki

舌の裏に口内炎ができました。ハーモニカを吹くと痛いので、昨日からは、舌をあまり動かさなくてもできるトレイン・イミテーションの練習を主にしています。まあこれは普段(舌が痛くない時)もだいたい毎日やるのですが、この際だからちょっと集中して練習してみようかと。

簡単なようで意外と難しいトレイン・サウンド。でもこれを練習するとブレス・コントロールが身に付くので、他の色々なことが楽にできるようになると思います。参考にしているのは、生で聴いた感動が忘れられないジョー・フィリスコのトレイン・イミテーション。

Amanda’s Rollercoaster / Joe Filisko Train Blues

ブレス・コントロールの極致。すごいなあ。私がやっているのはもちろん、これを何十倍にもシンプルにしたものです。でもそれでも難しい。息切れしちゃう。やってみるとよくわかりますが、音をいきなり小さくしたり (3:08 あたり)、いきなり大きくしたり (3:21 あたり) するのもすごく大変です。

本家はこちら。

>DeFord Bailey – Pan American Blues

>Palmer McAbee McAbee’s Railroad Piece

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2012/03/16

レゾナンス!

Posted in テクニック, ハープ日記, 音色 @ 8:07 am by Yuki

最近、仕事関係でストレスが溜まっています。ムキーッ!もういや!人間ってなんで働かなくちゃいけないんでしょうか。ああ、毎日ぐうたらしていたい。

さて。

先日、ハーモニカを練習していた時のこと。ウォーキング・ベースとか、色々なポジションでアドリブをしたりとか、トレイン・リズムとか、これといった目的も特に持たずに、楽しんで遊びながら練習していました。それで1時間くらい経った頃でしょうか。2穴を吸ったら、ものすごく大きな音がしたんです。自分で 「何これ?!」 とびっくりするぐらいの大きな音。もしかして、これがレゾナンス (resonance) ってやつ?すごーい、私、すごーい。

音色についてはいつも気を使って練習しているつもりで、昔に比べたら大分良くなったし、身体に共鳴させる感じもちょっと掴めてきたと思っていたのですが、まだまだ改善の余地はあるものです。音色の探求に終わりはありません。

でもですね、こういうのって、時間が経つとまた忘れちゃったりするんですよね。翌日、「もう一回できるかな?」 と思ってやってみたら、できませんでした(笑)。いえ、正確にはできたのですが、できるまでにまた1時間くらいかかりました(爆)。これはやはり、地道に身につけて行くしかないですね。音色に限らず、「色々なことがコンスタントに上手くできるようになる」 というのは、今のところのひとつの大きな目標です。

2012/03/14

On the Sunny Side of the Street

Posted in ハーモニカ以外 tagged @ 1:59 am by Yuki

日曜日はものすごく良いお天気で、夫婦でマウンテンバイクに乗ってお出かけしました。太陽の光を浴びて、緑の匂いを嗅ぎながら、森を抜け、原っぱを駆け抜け、くまのプーさん (ディズニーのではなく原作の) が出てきそうな小川のほとりを走り、満開の桜の下を通り、エイヴォン川に沿って走る午後。先を行く夫の後ろ姿を眺めながら自転車を漕いでいると、幸せで幸せで、なんだか泣けてきてしまったので困りました。私はここ数年 (よく覚えていないけれど、たぶん最初の夫を亡くしてからだと思うのですが) 最高に幸せだと感じると、悲しくなってしまうことがあります。この幸せな時もいつか終わってしまうんだなあとか、この美しい人も (私にとってはということですけど、もちろん。) いつかこの世から消えてしまう日が来るんだなあとか、いつかお別れをしなくちゃいけない日が来るんだよなあ、などと思うとたまらなく悲しくなってしまうのです。でも、その悲しみを感じることによって、幸せが何倍にも膨れ上がるから不思議です。真の幸せは、悲しみを持つことによってのみ感じられるものなのかもしれない、などと思います。

この莫大な宇宙の営みの中では、私たちの存在は本当にちっぽけなもの。生まれて、生きて、死んで行くだけ。あと100年もしたら、私のことなんて覚えている人はたぶんほとんどいなくなってしまう。私が見た美しい風景も、太陽の光の中で子供みたいにはしゃいでいる夫の姿も、私たちが共有した幸せな思い出も、すべて消えてなくなってしまう。でも、それでいいんです。それが宇宙の法則であり、命はやはり、限りがあるからこそ尊く美しいものだと思います。

今日の一曲はそんな気持ちにぴったりな、”On the Sunny Side of the Street”。私にとってこの曲は、人生の幸せの真髄を表すような曲です。

コートと帽子を持って
心配事なんか戸口に残して
ただ足を通りの陽の当たる側に向けてごらん

パタパタという音が聞こえるよ
その嬉しそうな音は君の足音だね
人生って素敵に成り得るんだよ
通りの陽の当たる側ならね

ブルースを抱えて、道の日陰の側を歩いて来た
でももう怖くないんだ
陽の当たる側に渡って来たから

1セントも持っていなくても
ロックフェラーみたいにお金持ちになれる
だって、足元に金の粉が散らばっているんだ
通りの陽の当たる側にはね

サッチモやビリー・ホリデーの録音も大好きですが、私が一番好きなのは、やはりジェームス・ブッカーの演奏です。この曲はブッカーの定番でたくさんバージョンがあるのですが、今日は最後に歌も入っているこちら。”New Orleans Piano Wizard: Live!” というアルバムに入っているものです。

>James Booker – On the Sunny Side of the Street

歌は最後にちょっとだけですけど、ピアノが必要なことを全て語っています。この人のピアノはどうしてこんなに心に響くのでしょうか。それはやはり、人生における幸せや悲しみをよく知っていた人だからなのではないかと思います。

2012/03/10

Dexys Midnight Runners

Posted in ハーモニカ以外 tagged @ 3:40 pm by Yuki

先日、近所の生協 (co-op) に行ったら、店内で Dexys Midnight Runners の “Geno” がかかっていました。生協で Dexys Midnight Runners ですよ~。さすがイギリス!!と感動していたら、そばにいた中年の男性が、嬉しそうに音楽に合わせて曲を口ずさんでいて、更に感動。生協で Dexys Midnight Runners。それに合わせて歌うおじさん。これですよ、これ。私が 「イギリスだなあ」 と感じるのは、アフタヌーンティーなどではなくて (普通のイギリス人はあんな気取ったお茶はしない。)、こういう瞬間です。

Dexy’s Midnight Runners – Geno

私は70~80代のブリット・ロック/ポップが好きだった時期があって、Dexys Midnight Runners もその中のひとつでした。グラム・ロック、パンク、ニュー・ウェーブ、2トーン・・・ライフスタイルやファッションと密接な関係を持つ音楽。あの頃のイギリスは本当にかっこよかった。イギリスって、フランス人のような研ぎ澄まされたセンスみたいなのはないですが、こういう独特の感覚はやはりかっこいいなあと思わずにはいわれません。

“Geno” が入ったアルバム “Searching for the Young Soul Rebels” は、タイトルも最高に格好良かったし、ジャケットも良かった。

今日はぜんぜんブルースの話ではありませんでした、すみません。最後に、このアルバムからもう一曲!

Dexys Midnight Runners -There, there my dear

イギリスのこういった音楽のほとんどは、ワーキング・クラス (労働者階級) 出身のミュージシャン達によって作られたもので、イギリスに階級社会というものが根強く残っていなかったら、こういう音楽も生まれなかったんだろうなあ、などと思います。イギリスって本当におもしろい。

2012/03/05

Sonny Boy Williamson II tribute – Dennis Gruenling

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , @ 10:25 pm by Yuki

ちょっと前に、デニス・グルンリングがアップしていた自身のライブ映像。サニー・ボーイ II の初期のスタイルでの演奏です。「初期のスタイル」 と明確にしているところがおたくっぽいというか、デニスらしいというか。

Sonny Boy Williamson II tribute – “Clownin’ In NYC” – Dennis Gruenling

初期のサニー・ボーイ II といったら、こんな感じでしょうか。

SONNY BOY WILLIAMSON – DO IT IF YOU WANTA – COOL COOL BLUES – TRUMPET 139.wmv

デニスの演奏の大きな特徴の一つは、アンプリファイドのテクニックとそのサウンドだと思うのですが、アコースティックの演奏もやっぱり上手いですね。