2012/06/28

勝ち組

Posted in ハープ日記 tagged @ 12:50 pm by Yuki

昨日、ものすごく腹の立つことがあったので、仕事の後、ベイリーズをぐいっと飲んで、最近気合いをいれて練習しているリック・エストリンのコピーを、頭から最後まで(14コーラス)通して2回思いっきり吹いたら、ちょっと気分がすっきりしました。

楽器を演奏すると、精神的にも肉体的にも開放される、ということももちろんありますが、昨日みたいな事があった日は、嫌なことをされた相手に対して、「てめーの人生に音楽なんてねーだろ」 という、ちょっとわけのわからない優越感を感じたりもして、気分が良くなります。非常に小さい人間ですみません、すみません。でも、それくらい思わなきゃやってられないことも、人生多々ありますね。

音楽があれば、人生勝ち組。

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2012/06/25

More Paul Lamb…

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , , , @ 11:16 am by Yuki

先日に引き続き、ポール・ラムのクリップをもうひとつ。キム・ウィルソン、リック・エストリン、ジェリー・ポートノイとジャムをしている模様です。ポール・ラムの演奏は、相変わらずぶあついトーンでスウィンギー。

しかし、ジェリー・ポートノイは今回もまた、自分が演奏している時も他の人が演奏している時も、見事な棒立ち状態です。この人は本当に、こういう時くらいもうちょっと楽しそうにできないものなのか。まあよく見ると、ちょっとは揺れたりしてるんですけどね、それにしても。

そんな君が好きだ。

2012/06/19

Paul Lamb を観に行く

Posted in ハープ日記, ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 10:51 am by Yuki

ポール・ラム観て来ました~。

好きなイギリスのハープ・プレイヤーは他にもいますが、ポール・ラムはやっぱりちょっと別格、という気が、彼のライブを観るたびにします。なんていうか、音にものすごいパワーがあるんですよ。アンプリファイドでもアコースティックでも上手いし、エンターテイナーとしても楽しませてくれるし、ニューキャッスル訛りの普通のイギリスのおっさんですが、ステージでハーモニカ吹いている姿はほんとかっこいい。

しかし、ハーモニカ・プレイヤーって (というかブルース・プレイヤー全般に言えることかもしれませんけれども)、ステージ降りると普通のおっさんのことが多いですね。街中で 「きゃ~~!サイン下さい!!」 などと言われているポール・ラムってなかなか想像できません。というか、ブルース自体マニアックな音楽なので、いくらポール・ラムが有名なハーピストだとしても、彼を知っている人は、イギリス総人口のほんのわずかなパーセンテージであるような気がします。ファビュラス・サンダーバーズで人気を得たキム・ウィルソンなんかは、もうちょっとそのファン層が広いような気もしますけれども、それでも、「きゃ~~!キムさん握手してくださ~い!」 と街中で言われているキムというのはあまり想像できません。

ポール・ラムのことを書くはずが、ものすごくどうでもよい内容になってしまいました。あんまり伝わらなかった気がしますが、ポール・ラム、ほんとかっこいいんです。これを聞いてくだされ。

>Paul Lamb and The Blues Burglars – You Sure Make Loving Hard

若い頃の写真はなかなかのハンサム。

2012/06/12

West Weston を観に行く

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , , @ 10:35 pm by Yuki

週末、ロンドンでウェスト・ウェストンのライブを観に行って来ました。このブログでも何度か書いたことがありますが、ウェスト・ウェストンはイギリスのハーピスト / ブルースマンです。「好きなイギリスのブルース・ハープ・プレイヤーは?」と聞かれて、真っ先に私の頭に浮かぶのが、ポール・ラム (Paul Lamb) とこのウェスト・ウェストン (それから夫)。

会場はずっと行ってみたかった、ロンドンはソーホーにある Ain’t Nothin’ but Blues Bar。日々、ブルースのライブやジャム・セッションが行われているので (私たちもこの翌日、ジャムに参加しました。) ロンドンを訪れる機会がある方は、ぜひ足を運ばれることをお勧めします。ここのライブは人気があって、(会場が狭いということもありますが) 外に行列ができることも多いらしいです。この日も、早めにと思って8時に行ったらもうすごい混み様で、深夜2時までずっと盛り上がっていました。

ウェスト・ウェストンのライブを観るのは2回目で、もちろん期待はしていたのですが、それ以上にかっこよかったです。ハーモニカはもちろんですが、ヴォーカリストやフロントマンとしての力がすごいなあと脱帽。ものすごく張り詰めた感じで、歌とハーモニカを使ってオーディエンスを煽る姿がヤバかっこいい。うまく言えないですが、ちょっとあぶない雰囲気のかっこよさと緊張感があります。

この日のライブは、始まったのが10時ちょっと前で、終わったのが深夜2時。途中ちょっと休憩もありましたけど、4時間の間に3セットをこなして、しかも演奏のクオリティや緊張感を保ち続けるというのは非常に大変なことだと思います。私なんか聞いて踊ってただけですけど、夜中の3時にホテルに帰った頃にはへとへとでした。

ハーモニカの演奏については、ウェスト・ウェストンはやはり、アコースティックよりもアンプリファイドの演奏が抜群に上手いと思います。アンプを上手く反応させて、楽器の一部として使うその演奏は、何時間聞いても飽きません。ちなみにウェストン、休憩中に夫のところへやって来て、「アンプの音どうだった?」 と聞いたそうです (夫とは知り合い)。他にもいろいろ非常におたくっぽい話をしたそうな。

ということで、今日はウェスト・ウェストンのこのクリップ。マッド・モーガンフィールド (Mud Morganfield) と演った時のなので、バンドは自身のバンドではないし、歌 (これが私はウェストンのパフォーマンスの強みのひとつだと思う。) もないですが、アンプリファイドの演奏がかっこいいので。

Mud Morganfield Intro [feat West Weston] (2011)

2012/06/06

悪いもん見ちまった

Posted in ハープ日記 tagged @ 9:05 am by Yuki

クイーンの即位60周年記念で、4連休だった英国。私はフリーランスの身なので2連休でしたけれども、日曜日は仕事がお休みだったので、友達に誘われてストリート・パーティーに行って来ました。

パーティーでは生バンドの演奏があって、ポップ/ ロックのヒット曲ばかりだったのですが、たまにはこういうのもいいか・・・と楽しんで聞いていました。しかし、アンコールに演った “Sweet Home Chicago” で、バンド崩壊。こんなにひどいブルース、久しぶりに聞いた!というくらい崩壊してました。「ボーカル、リード・ギター、サイド・ギター、ハーモニカ、サックス、キーボード、ベース、ドラムスがそれぞれ好き勝手に演奏することによって生まれるノイズ」 と言えば、少しはそのひどさを想像していただけるでしょうか。悪いもん見ちまったって感じです。後ろで夫が 「ロバート・ジョンソンが気の毒だ・・・」 とぼそっと呟いていたのが聞こえましたけれども、ほんと、ローバート・ジョンソンさん、すみませんすみません。

ブルースってシンプルですが、上手く演奏するのは難しいですね。私はモダン・ブルースもすごく好きでよく聞くので、「古いもの以外はダメ」 という考え方では全くないのですが、ブルースがブルースとして成り立つには、やはり守らなくてはいけない最低限のラインがあると思います (ジャズの人たちがよくやる、「フォームとしてのブルース」 となると話はまた別ですけれども)。

じゃあどうしたら、音楽のスタイルとしてブルースを演奏できるようになるかというと、それはやはり、ブルースという音楽を作り上げた先人たちの演奏や、その先人の演奏を研究し尽くした現代のプレイヤーの演奏を聞き込んで、コピーして学んで行くしかないと私は思います。先日のバンドの演奏は、「この人たちはたぶん、ブルースなんて普段聞かないんだろうなあ・・・」 というような演奏でした。なんでブルースなんか演っちゃったんでしょうか。まあ、ブルース・ブラザーズなんかで有名な曲だからだと思いますけど、それにしても。

そんなわけで、ダサダサな演奏にならないように、練習に励む日々です。と言っても、相変わらずリック・エストリンのコピーと、トレイン・イミテーションが中心ですけれども。進歩ないなあ・・・。でも、こういう地道な練習なしに、ブルースは演奏できないと思うんですよ。昨日はリック・エストリンを4コーラス、聞き取りをして暗記をしました。これから細かい部分をチェックして練って行きます。コピーは大変ですが楽しい!

2012/06/03

まったく関係ないですが

Posted in テクニック, ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 4:01 pm by Yuki

先日、真夜中に、ぐわしゃ!!という音がしたので、飛び起きてカーテンを開けて外を見ました。そこで私が目撃したものは・・・

ブルン!、キーッ!、ぐわしゃ!!という音を立てながら、

「車がものすごい勢いでバックしながら、うちのガレージに突っ込んでいる」の図

ガレージに泥棒が入るのは実はこれで三度目なのですが、車で突っ込まれるとはさすがに予想しなかったぜ。すぐに泥棒避けのアラームが鳴ったので車はすぐに逃げ、何も盗られずにみましたけれども、それにしても、車で突っ込むってあり?!

ちなみに、一度目はガレージのシャッターをこじ開け、二度目は (その後シャッターのセキュリティーを補強したためでこじ開けるのは無理となったので) ガレージの屋根に穴を開ける、という手法でした。

イギリスではマウンテンバイクを狙った犯罪がとても多く、バイクの強盗を専門にしたギャングがたくさんいます。しかもその多くはティーネイジャー。バイクの強盗はそれほど重い罪にはならないので、捕まってもすぐに保釈され、また同じ犯罪を繰り返す、ということがほとんどなのだそうです。暗い話ですね。

さて、それとはまったく関係ないですが、今日は、最近はまっているビッグ・ウォルター様のこのクリップ。

Big Walter Horton

ぐっと攻めるところ以外は軽く静かに吹いていることがほとんどで、その辺がやっぱりさすがだなあと思います。

私は、アンプリファイドの演奏をする時に、「かっこいい音出したい!」 と思って力んでしまうことが多いんです。私に限らず、こういう人は少なくないと思います。でも、上手い人の演奏を注意して聞くと、やさしく軽やかに吹いていることが多いんですよね。このビッグ・ウォルターもそうですが、リトル・ウォルターとかキム・ウィルソンとかは、軽やかさの極致。ハーモニカもアンプも、やはり力付くでは良い音を出してくれないものだと思います。