2012/06/06

悪いもん見ちまった

Posted in ハープ日記 tagged @ 9:05 am by Yuki

クイーンの即位60周年記念で、4連休だった英国。私はフリーランスの身なので2連休でしたけれども、日曜日は仕事がお休みだったので、友達に誘われてストリート・パーティーに行って来ました。

パーティーでは生バンドの演奏があって、ポップ/ ロックのヒット曲ばかりだったのですが、たまにはこういうのもいいか・・・と楽しんで聞いていました。しかし、アンコールに演った “Sweet Home Chicago” で、バンド崩壊。こんなにひどいブルース、久しぶりに聞いた!というくらい崩壊してました。「ボーカル、リード・ギター、サイド・ギター、ハーモニカ、サックス、キーボード、ベース、ドラムスがそれぞれ好き勝手に演奏することによって生まれるノイズ」 と言えば、少しはそのひどさを想像していただけるでしょうか。悪いもん見ちまったって感じです。後ろで夫が 「ロバート・ジョンソンが気の毒だ・・・」 とぼそっと呟いていたのが聞こえましたけれども、ほんと、ローバート・ジョンソンさん、すみませんすみません。

ブルースってシンプルですが、上手く演奏するのは難しいですね。私はモダン・ブルースもすごく好きでよく聞くので、「古いもの以外はダメ」 という考え方では全くないのですが、ブルースがブルースとして成り立つには、やはり守らなくてはいけない最低限のラインがあると思います (ジャズの人たちがよくやる、「フォームとしてのブルース」 となると話はまた別ですけれども)。

じゃあどうしたら、音楽のスタイルとしてブルースを演奏できるようになるかというと、それはやはり、ブルースという音楽を作り上げた先人たちの演奏や、その先人の演奏を研究し尽くした現代のプレイヤーの演奏を聞き込んで、コピーして学んで行くしかないと私は思います。先日のバンドの演奏は、「この人たちはたぶん、ブルースなんて普段聞かないんだろうなあ・・・」 というような演奏でした。なんでブルースなんか演っちゃったんでしょうか。まあ、ブルース・ブラザーズなんかで有名な曲だからだと思いますけど、それにしても。

そんなわけで、ダサダサな演奏にならないように、練習に励む日々です。と言っても、相変わらずリック・エストリンのコピーと、トレイン・イミテーションが中心ですけれども。進歩ないなあ・・・。でも、こういう地道な練習なしに、ブルースは演奏できないと思うんですよ。昨日はリック・エストリンを4コーラス、聞き取りをして暗記をしました。これから細かい部分をチェックして練って行きます。コピーは大変ですが楽しい!

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