2013/10/29

Greg Zlap

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 9:17 pm by Yuki

毎年恒例の、NHL ハーモニカ・フェスティバル。今年の目玉は、グレッグ・ズラップ。出身はポーランドだそうですが、フランスでJJ Milteauにハーモニカを教わり、現在もパリ在住。

名前くらいしか知らなかったので、もっとフランスっぽい演奏をする人だと思っていたのですが、トラディショナル・ブルースの要素 (タングブロックで、感情たっぷりで、音色による表現力が豊かで、ハーモニカを『コード楽器』として捉えた演奏。) もたくさん入れた演奏をする方でした。もちろんフランスっぽい要素も大いにあるのですが、それだけではないので、聞いていて気持ちが良かったです。

小柄な方ですが、ステージでの存在感はすごかったです。歌もいいし、オーディエンスとのコミュニケーションの取り方も上手い。ブルースに限らず色々やる方らしくて、コンサートでは色々混ぜてやっていましたが、ジャム・セッションではブルースのスタンダードをたくさんやっていました。そのレパートリーの多さにも脱帽。

Greg_Zlap_NHL

ジャムは、ギターとベースがバックにいて、その前にヴォーカルマイクが3本。グレッグが真ん中のマイクでヴォーカルとハーモニカでリードして、サイドにハーモニカ・プレイヤーが2人加わる、という形で行なわれました。彼が歌って動いてフット・ストンプをすると、バンドと音楽にスピリットとエナジーが注がれる、そんな気がしました。楽しいジャムにしてくれたグレッグに感謝を込めて、大拍手を送りたいと思います。

ワークショップでは、トーンと呼吸方、それから様々なポジションで演奏する際のアプローチについて説明していました。演奏を聞いた印象から、パッカーとタングブロックを混ぜている感じがしたのですが、全て(オーバーブローも)タングブロックだそうです。これはちょっと意外で驚き。ポジションの捉え方は私自身のそれと同じで、全くもって同感(いつかこのブログでも取り上げたいと思います)。「そうそう、そうなのよ!」と激しく同意すると同時に、これからはやっぱりもっと方向性を持った練習をしよう!と反省。また課題が増えました。グレッグは教え方も上手くて、普段あまり色々なポジションを使わない人にもわかりやすかったのではないかと思います。

YouTubeにはけっこうたくさんビデオが出ていますが、私がライブで体験したかっこよさが伝わるものはあまり見つかりませんでした。でも、これこれ、このブルースはかっこいいです!

>LONG DISTANCE CALL – GREG ZLAP performs the song of the great Muddy Waters. Classic Slow Blues.

私は基本、ライブ演奏がかっこいい人を信じることにしているので、今回、グレッグをライブで見られて本当によかった。好きなモダン・ハーピストが増えるのってうれしいです。今度はいつライブが見られるかなとか、いつワークショップに参加できるかなとか、新しいビデオがアップされてるかなとか、次のアルバムはいつかなとか、いろいろ楽しみ!

2013/10/25

超音波洗浄機

Posted in ハーモニカ小物 / お手入れ @ 1:33 pm by Yuki

以前にも書きましたが、うちではハーモニカの洗浄は超音波洗浄機を使うことが多いです。ですが、けっこう前に、使っている最中もくもくとに煙を上げて壊れてしまったのでした。それからしばらくは手洗いしていたのですが、最近チューニングを始めたこともあり、やはりあった方が便利だということで、買い換えました。

じゃん。

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やっぱ楽だしきれいになるわ~。メガネなんかも洗えます。昔、メガネ屋さんでメガネを洗ってもらって、「なんでこんなにきれいになるんだろう?」と疑問に思ったことがありますが、これだったんですね。ジュエリーも洗えます。私は結婚指輪くらいですけれども、そういうの好きでたくさん持っている方はそんなことにも使えます。何かと便利でお役立ちな超音波洗浄機。

2013/10/21

サンダーバード、壊れる

Posted in テクニック, ハーモニカ @ 10:49 pm by Yuki

お気に入りのHohner ThunderbirdのCが壊れてしまいました。1穴ドローのリードがてろてろになって、チューニングできません。ハーモニカのリードだめにしたのって初めてです。これはショック!ハーモニカが壊れたということよりも、壊れるような吹き方をしていたということがショック。

このサンダーバードを手に入れたのは一昨年のクリスマス(ブログって自分自身のための記録にもなるので、こういう時便利です)。夢中になって練習しまくった時期があるとはいえ、まだ2年も経たないのにリードがだめになるなんてあり得ない。どんだけ無茶な吹き方してたんだって話です。ごめんね、サンダーバード(泣)。

ハーモニカのリードは、力んで吹き込めば簡単に壊れますが、リードにストレスのかからない吹き方をすれば、どんなにたくさん練習しても、そう簡単に壊れるということはありません。初心者の方などから、「2週間で壊れる」という話をよく聞きますが、そういう場合は力いっぱい吹き(吸い)込んだり、力尽くでベンドしたりしていることがほとんどだと思います。それから、ハーモニカは穴によって微妙に吹き方が変わるので、そのあたりのテクニックができていないことがリードの故障となることも多い様です。例えば、5穴のベンドを3穴または4穴をベンドする時のようにやっているとか。

とりあえずはこのリード修理して、次からは、もっとリードにシンパシーを抱いて吹きたいと思います。反省。

2013/10/16

Nose push

Posted in テクニック tagged @ 10:03 am by Yuki

昨晩はナイフで首を尽き刺されて殺される夢を見ました。どうしてこうも悪夢ばかりなのか。

さて、頭痛いとかお腹痛いとかはよくある私ですが、風邪はめったにひきません。「馬鹿は風邪をひかない」というのはやはり真実なのでしょうか。しかしこの夏、一年半ぶりくらいにちよっとした風邪をひきました。体調悪い日とか、集中力に欠ける日は練習休むこともありますが、今回はどうしてもサニー・ボーイ I のコピーの続きがやりたくて、風邪をひきながら練習しました。

喉と頭が痛かったので辛いかなあと思ったのですが、実際にハーモニカを吹いてみて一番辛かったのは、鼻づまり(笑)。鼻から息が抜けないので、苦しいったらないです。ブルースでは、ブローよりもドローで演奏することが圧倒的に多いので(ブルージーな音やフレーズの大半は、ドロー音で演奏されます。)、肺に溜まった息をところどころで出して行かないと、いっぱいいっぱいになって演奏が続かなかったり、パワフルなドロー音が出せなくなったりします。普通はブロー音を演奏する時に鼻からも息を出して次のドロー音に備えるのですが(ジョー・フィリスコ大先生は、『ノーズ・プッシュ』と呼んでいました。)、風邪で鼻が詰まっているとこれができなくてかなり苦しいです。やっぱりブルースは吹くよりも吸って演奏するものなんだよなあ、と改めて感じました。逆に、ドロー音を演奏する際に鼻から息を吸い込むのは避けた方が良い様です。

イギリスではもう、朝晩は暖房が必要な毎日です。これから寒い季節になりますが、みなさんも風邪などひかぬよう、お気をつけください!

2013/10/11

Sloppy Drunk / Look on Yonder Wall

Posted in 自分の録音・録画 tagged @ 11:00 am by Yuki

最近アップした動画を2つ。

まずは、しつこくサニー・ボーイ・ウィリアムスン I (ジョン・リー・ウィリアムスン)のコピーです。完コピではないですが、サニー・ボーイ I のコピーをやるにあたって大きな難関となっている、シャープさスウィートさ、ラフさとデリケートさが共存している感じとか、音楽の弾む感じは少しは出せたかなあと思います。まだまだですけどね。。。

それから、あんまりサニー・ボーイ I のコピーばっかりやってるのもさすがにきついので、それと平行してこういうのもやっています。これまたブルースの名曲ですが、ファンキーな感じでやってみました。2ndポジションですが、途中、ソロで3rdポジションも使っています。

私はハーモニカを吹く時は、集中できるので目をつぶることが多いのですが、ハーモニカを持ち替える時もなぜか目をつぶったままで、手探り状態になっています(笑)。多分、集中力を切らしたくなかったからだと思いますが、こうやって見ると笑えます。それにしても、誰かのコピーをするよりは、こういうのやる方が断然楽だなあ。って当たり前か。。。

2013/10/09

デニスのごりごりブルース

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 12:05 am by Yuki

久々に、Dennis Gruenlingのクリップ。

私は彼のジャンプ・ブルースはもちろん大好きですが、一番好きなのはこういうごりごりのブルースだったりします。ソロの始まり(2:14あたり)なんて、もう最高。

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Doug Deming & Dennis Gruenling w/ The Jewel Tones Live

かっこいい!!

2013/10/03

初期のLittle Walter、Big Walter

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , , @ 11:17 am by Yuki

ものすごく久しぶりにこれを聞いたら、たまげた。初期のリトル・ウォルターです。

Little Walter – Blue Baby

リトル・ウォルターの初期の演奏に、サニー・ボーイ・ウィリアムスン I の影響が強く見られることは有名な話ですが、この曲は特にすごい。細かいニュアンスや音色までまんまサニー・ボーイ1世のスタイルです。私は最近、サニー・ボーイ I のコピーを始めたので、リトル・ウォルターのこだわりがすごくよくわかって、感動すら覚えます。レコードしかない時代に、大変だったろうに(CDやパソコンの方が、聞き返したりする作業が断然楽ですよね)。

天才リトル・ウォルターも、自分のスタイルを作り上げる前は、先代の演奏をしっかりお勉強したんですね。しかし、ここからあのスタイルに発展させたというのは奇跡に近いというか、やはり天才の成せる技、という気がします。でも、後にリトル・ウォルターが生みだした独自のスタイルも、よく考えてみると、サニー・ボーイ1世のスタイルを学んだからこそ、という面も多いでしょうね。スウィング感とか、音楽の弾む感じとか、特に。

さて、サニー・ボーイ・ウィリアムスン I のスタイルを学んだのは、リトル・ウォルターだけではありません。初期のジュニア・ウェルズなんかもそうですけれども、今日はビッグ・ウォルターのこれ。

Walter Horton – Blues In The Morning / Little Boy Blue

特に2曲目の Little Boy Blue(2:53あたりから)がサニー・ボーイ I 入っています。

サニー・ボーイ I のコピーは、やればやるほど、「この人は本当にすごいテクニシャンだったんだなあ」と思います。彼の演奏はシンプルに聞こえますが、実は高度なテクニックがないとできないことばかり(なので私は苦労しています)。

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みんなここから始まった。