2014/01/05

Whoopin’ !

Posted in テクニック, ハープ日記, ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 4:10 pm by Yuki

皆様、よいお年をお迎えになられましたでしょうか。今年もどうぞよろしくお願い致します!

ハープおたくの皆様の今年の目標は何ですか?私は、サニー・テリー(Sonny Terry)のスタイルを学ぶ!のが目標です。

クリスマスに夫が、ずっとほしいほしいと言っていたジョー・フィリスコ大先生のサニー・テリーのインストラクションをプレゼントしてくれたので、最近はこれに夢中。

sonny_terry

ジョー・フィリスコ大先生のインストラクションは、大変わかりやすいです。模範演奏の音源も付いてくるので、グルーヴ感や音色などは、こちらを聞いて、耳を使って学びます。

とりあえず基本パターンだけ練習していますが、それだけでも38パターンあります。ジョーの説明によると、まずはこの基本パターンで2分以上グルーヴし続けられるように練習する、とのことです。

これがね、やってみるとなかなか大変です。トレイン・イミテーションなんかもそうですが、絶妙なブレス・コントロールが必要となります。なるべくリラックスするように心がけていますが、2分経つ頃には、腹筋とか肩とか首の後ろとかが痛くなってしまいます。パターンや体調(笑)によってはすぐに苦しくなって、2分続かないことも。

それから、サニー・テリーをやるに欠かせないのがwhoopsですが、これもなかなか苦戦。声出しながらハーモニカ吹くのって難しい〜。私がやると、子犬みたいになっちゃいます。毎日こんな音を立てて、お隣さんに変な人だと思われていること間違いなし。

Sonny Terry- Lost John

サニー・テリーでブログの書き初めをできるのは、大変光栄です。皆様にとって、良い一年となりますように!

2013/10/21

サンダーバード、壊れる

Posted in テクニック, ハーモニカ @ 10:49 pm by Yuki

お気に入りのHohner ThunderbirdのCが壊れてしまいました。1穴ドローのリードがてろてろになって、チューニングできません。ハーモニカのリードだめにしたのって初めてです。これはショック!ハーモニカが壊れたということよりも、壊れるような吹き方をしていたということがショック。

このサンダーバードを手に入れたのは一昨年のクリスマス(ブログって自分自身のための記録にもなるので、こういう時便利です)。夢中になって練習しまくった時期があるとはいえ、まだ2年も経たないのにリードがだめになるなんてあり得ない。どんだけ無茶な吹き方してたんだって話です。ごめんね、サンダーバード(泣)。

ハーモニカのリードは、力んで吹き込めば簡単に壊れますが、リードにストレスのかからない吹き方をすれば、どんなにたくさん練習しても、そう簡単に壊れるということはありません。初心者の方などから、「2週間で壊れる」という話をよく聞きますが、そういう場合は力いっぱい吹き(吸い)込んだり、力尽くでベンドしたりしていることがほとんどだと思います。それから、ハーモニカは穴によって微妙に吹き方が変わるので、そのあたりのテクニックができていないことがリードの故障となることも多い様です。例えば、5穴のベンドを3穴または4穴をベンドする時のようにやっているとか。

とりあえずはこのリード修理して、次からは、もっとリードにシンパシーを抱いて吹きたいと思います。反省。

2013/10/16

Nose push

Posted in テクニック tagged @ 10:03 am by Yuki

昨晩はナイフで首を尽き刺されて殺される夢を見ました。どうしてこうも悪夢ばかりなのか。

さて、頭痛いとかお腹痛いとかはよくある私ですが、風邪はめったにひきません。「馬鹿は風邪をひかない」というのはやはり真実なのでしょうか。しかしこの夏、一年半ぶりくらいにちよっとした風邪をひきました。体調悪い日とか、集中力に欠ける日は練習休むこともありますが、今回はどうしてもサニー・ボーイ I のコピーの続きがやりたくて、風邪をひきながら練習しました。

喉と頭が痛かったので辛いかなあと思ったのですが、実際にハーモニカを吹いてみて一番辛かったのは、鼻づまり(笑)。鼻から息が抜けないので、苦しいったらないです。ブルースでは、ブローよりもドローで演奏することが圧倒的に多いので(ブルージーな音やフレーズの大半は、ドロー音で演奏されます。)、肺に溜まった息をところどころで出して行かないと、いっぱいいっぱいになって演奏が続かなかったり、パワフルなドロー音が出せなくなったりします。普通はブロー音を演奏する時に鼻からも息を出して次のドロー音に備えるのですが(ジョー・フィリスコ大先生は、『ノーズ・プッシュ』と呼んでいました。)、風邪で鼻が詰まっているとこれができなくてかなり苦しいです。やっぱりブルースは吹くよりも吸って演奏するものなんだよなあ、と改めて感じました。逆に、ドロー音を演奏する際に鼻から息を吸い込むのは避けた方が良い様です。

イギリスではもう、朝晩は暖房が必要な毎日です。これから寒い季節になりますが、みなさんも風邪などひかぬよう、お気をつけください!

2013/08/25

Sonny Boy Williamson I に挑戦

Posted in テクニック, ハープ日記, ハーモニカ・プレイヤー, 音色 tagged @ 10:49 pm by Yuki

先日書きました通り、ただ今サニー・ボーイ・ウィリアムソン I のコピーに夢中です。朝から晩まで(時間の許す限り、ということですが。)ハーモニカ漬け。この2週間半、一歩も外に出ない、という日もありました。不健康極まりないです。サニー・ボーイ1世は大好きなハーピストですが、「難しくて歯が立たない」という意識が強かったので、これまでコピーは遠回しにして来ました。ですが、ワークショップでジョー・フィリスコの演奏に触れてすっかり盛り上がり、どうしてもやってみたくなっちゃったのです。で、やってみたらですね、やっぱり非常に難しかったっていう(笑)。

短い和音がぱっと入るところがたくさんあって、そこが一番の難関。「普通のタング・スラップとも違う様だし、一体どうやってるの~?」と、何回も何回も聞き直し、ハーモニカでああでもないこうでもない、とやってみて、また聞き直し・・・の繰り返し。それと関連して、2穴ドローと3穴ブローの使い分けも苦労しました。「ここは普通、2穴ドローでしょ!」というところで3穴ブローが使われているところがあることが判明したりして、難しいったらありゃしないです。2穴ドローと3穴ブローは同じ音(セカンド・ポジションではそりゃもう重要なトニック)ですが、サニー・ボーイ1世の場合、その使い分けによって音色を変えたり、グルーヴ感を出したりしている様なので、できるだけ正確にコピーするようがんばりっています。

特に注意している点としては、強く吹きすぎないこと!パワフルな音、ブルージーな音、ダーティーな音、パーカッシヴな音を出そうとすると、ついつい力いっぱい吹いてしまう、というのはハーピストならば誰でも一度は犯してしまう間違いですね。それから、音色。私は、日々の練習の一貫として、「どんだけ太い音を出せるか」という研究(というほど大それたものではないです。ただの練習ですね。)をしているのですが、それとは真逆の薄っぺらーい音が意図的に使われているところがあるので、そういうのもできるだけコピーして行くつもりです。あと、ダーティーなところはものすごくダーティーですが、クリーンなところも多いということが判明したので、その辺りもなるべく注意して吹き分けしています。誰かのコピーをすることのメリットのひとつとして、「自分の吹き癖から脱出できる」というのがあると思います。私なんかはつい全部ダーティーにしたくなっちゃうんですが、そこをぐっと抑えてあえてクリーンでやってみる、というのはすごくよい訓練になります。

本当はサニー・ボーイ1世についてもっと書くはずだったのですが、長くなったので、私が好きで好きでたまらない彼については、次回ゆっくり書きたい思います。

2013/08/12

ブローベンドの練習方

Posted in テクニック tagged , @ 10:13 pm by Yuki

テクニック的な面でも、メンタルな面でも、ジョー・フィリスコのワークショップで学んだことは数え知れませんが、実用的なことで役に立って助かったことの一つに、ブローベントの練習方があります。本当に目から鱗だったので、このブログで皆さんにおすそ分けです。既に知っている方もいるかも知れませんが、知らない方も多いと思うので。

ジョーが言うには、ブローベンドは「舌を押し上げてする」と勘違いされがちだけれど、実際はドローベンドと同じように舌は下がるのだそうです。

それを踏まえて、この舌が下がる感覚を確かめながら練習するために、まずDハープの6穴をドローベンドしてみます。音としては、BからBbにベンドすることになります。それからその時の身体の使い方を保つ様にしながら、Gハープの8穴をブローベントします。BからBb、先ほどと同じ音です。同じ要領で、Fハープの6穴をドローベンドしてから、Gハープの9穴も練習します。こちらは、DからDbとなります。この様に、ブローベントの練習をする時は、常にDハープとFハープをGハープと交換して確認しながらするように、とのことでした。

ドローベンドを力んでやっている場合は、まずそこを改善しないと難しいかもしれませんが、ドローベンドがリラックスしてきちんとできている場合は、この方法でブローベントもすぐにできるようになる(できかかっていた人の場合は改善される)と思います。

私は舌を押し上げていたわけではないのですが、タングブロックでのブローベントが(練習不足もあり)いまいちだったのです。でも、ジョーのこの練習方を使ったら、一発で改善されました。タングブロックでドローベンドはできてもブローベントができない、という方はぜひお試し下さい。パッカーでやる場合も、ドローベンドとブローベントで舌や身体の使い方が変わらないようにする、という練習の仕方は同じです。

それからやはり、耳をきちんと使って、きれいな音が出ているか確かめながら練習することが大切だと思います。DハープとFハープのドローベンドと同じ様な音が、Gハープのブローベントで出ているかどうか、確認しながらやると良いと思います。

舌を押し上げたり、力づくで吹き込んだりしてもブローベントはできることはできますが、やはりハーモニカという楽器の構造に合った吹き方をした方が良い音がしますし、何より断然楽な演奏ができます。

ジョーはカスタマイザーとしても有名な方で、彼のレッスンを受けていると、今回のように、「ハーモニカの構造を知り尽くした人の教え方だなあ」と感じることがあります。こういうことを書くと、「本人もカスタマイズしたすごいハーモニカを使ってるんだろうな」と思う方も多いと思いますが(私も数年前にお話するまでは思っていました。)、最近は自分用にはもっぱらCrossoverを使っているそうです。チューニングは純正律に近づけている様ですが。

どの生徒に対しても、的確な注意と指示を与えつつ、励みになる言葉を常にかけていたジョー。音楽を教える立場としても(私は仕事でピアノを教えています。)、学ぶことがたくさんありました。彼のハーモニカに対する愛情、ハーモニカを教えることへの情熱、ブルース・ハープの歴史と歴代のハーピストのスタイルにおける知識、それから、あたたかく愉しいその人柄。最も尊敬するハーピストの一人です。

2013/06/26

トーンを磨く

Posted in テクニック, ハープ日記, 音色 @ 9:06 am by Yuki

最近は、トーン(音色)中心に練習しています。どんなに良いトーンの持ち主でも(私のことじゃないですよ!)改善の余地がある、と言われるのがトーン。トーンの探求に終わりはありません。

それにしても、ハーモニカはキーによって身体の使い方(喉の開き方や身体への響かせ方)が大きく変わるので大変ですね。私は、長い間C調のハープばかり吹いていたせいか、それとも身体の大きさと関係しているのか、高めのキーのハープが得意で、Cはもちろん、DやFなどを使った方が、GやAを使った時よりも鳴りが良く、なんというか「しっくりくる」演奏ができていました。息を効率的に使えているという感じでしょうか。同じフレーズをGやAでやると、音が身体へ共鳴している感じがあまりしなく、どうも息を無駄遣いしている感じが強かったのです。気のせいかな、と思っていたのですが、ある日夫に「高いキーの方が良い音してる」と指摘され、「やっぱり!!!」と思ったのでした。

それで、ここ数週間、(誕生日にLow Fを買ってもらったこともあり)、低いキーのトーンを改善しようと、トーン作りに励んでいます。テクニックを変えるのは、骨の折れる作業です。一音一音こつこつと、身体の使い方と音の響きを確かめながら練習します。その甲斐あって、(まだまだ難ありですが)、低いキーの音色は大分改善されました。が、しかし!今度は比較的得意だったはずの高いキーの音色が乱れるという事態に陥りました!低いキーを吹く時の身体の使い方に慣れ過ぎて、高いキーの身体の使い方を忘れちゃったんですね。低いキーを吹く要領で高いキーを吹いたら、響かないことこの上ないです。今度は高いキーでやり直し。。。もういや~。

2013/06/07

Rick Estrin のワークショップ

Posted in テクニック, ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 11:07 pm by Yuki

リック・エストリンがワークショップをしているクリップ。ちょっと前にYouTubeで見つけてはまっていました。クリップは全部で4つあってどれも大変ためになりますが、私が一番「そうそうそう!」と共感したのはこちら。「ハーモニカっていうのはコードの楽器なんだ」ということと、「音をシェイプすることの大切さ」を話しています。

2º Worshop Bends Harmônicas – Rick Estrin – Dicas de como se tocar Blues

rick_estrin1.resized

私もやはり、ブルースでは、ハーモニカを「コード・インストゥルメント」と捉えている人の演奏が好きです。音のシェイプについては、最近特に意識して練習していたことなので、特に共感しました。

まあこれらのことはどちらも、リック・エストリンに限らず、これまで色々な人が言っているのを聞いたことがありますが、こうしてリックが語っているのを映像で見るとやはり説得力があります。

2013/03/23

キム・ウィルソンはファースト・ポジションでもスウィングする

Posted in テクニック, ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 5:13 pm by Yuki

先日、例によって夫とバカ話をしていた時のこと。「もし何にでもなれるとしたら、どんな職業がいい?」という、小学生レベルの質問を私がしたんです。「サッカー選手?F1のドライバー?あ、もしかしてラリー・ドライバー?」という様に。で、それに対する夫の答え:

「キム・ウィルソンのローディー」

だそうです(爆)。

まあ冗談なんですけど、でもたぶんちょっと本気(笑)。アイドルに憧れる女子みたいな発言ですね。

kim_wilson_bs

さて今日は、そんな夫が大絶賛する、キム兄の1stポジションの演奏です。

Can’t Stop Rockin – T-birds

1stポジションって、ブルージーな演奏をするには使える音が限られていると思うのですが、その限られた音でも、これだけスウィングできて、これだけ表現豊かな演奏ができる、というお手本。夫的には、半音と半音の間の微妙なピッチ(マイクロ・トーンって言うんですか?)がツボらしいです。

ローディーになりたいというのもちょっとわかります(笑)。

2013/03/15

練習時間の分割

Posted in テクニック tagged @ 1:07 pm by Yuki

ちょっと前に、David Barrettが練習時間を分割することについてツイートしていました。リツイートしましたが、ツイッターやっていない方も多いでしょうし、興味深い話題だったので、ブログでも取り上げたいと思います。

バレットは今、ダブルベースを勉強しているそうで、自分の毎日の練習パターンを例として挙げていました。

午前中

15分間 ・ エクササイズ (運指、音程に基づく練習。)
45分間 ・ 譜読み (教本を使って、指のポジションと譜読みのスキルを発展させる。これは集中力が要るので、午前中にやっておく。)

午後

15分間 ・ スケール (これはちょっとした時間を見つけて済ませてしまう。5分間ずつ暇を見つけて練習すれば完了。)
15分間 ・ ii-V-I 進行 (音楽に合わせて、基本のルート、3rd、5th、b5 の動きを練習。)

30分間 ・ 12時間のレッスンの後、僕の脳みそはくたくたになっている。でも、こういう時こそ音楽を演奏するのにぴったりなんだ。何も考えずに、間違っても曲の途中で弾き直したり止まったりせずに、ただただグルーヴする!

週末

新しい曲に専念できる時間。曲を聞いたり、写譜したり、いろいろなアプローチで練習する。次の週に練習できるようにするための下準備。

いやあ、すごいですね。12時間もレッスンの仕事が入っていて、その中でこうやって時間を見つけて練習しているとは。私も見習わなくては。人によっては朝は練習できないなど、色々と事情はあるかと思いますが、日々の貴重な練習時間を効率よく使うという意味で、バレット氏のこの練習構成は良い参考になるかと思います!

2012/08/14

ふくれた・・・

Posted in テクニック, ハープ日記 tagged , , @ 11:01 pm by Yuki

昨日、ブロウ・ベンドとオーバーブロウをタングブロックでやる練習をけっこう長い間していたら、マリンバンド・デラックスのコームがふくれてしまいました。

木製コームが湿気や唾液などの水分で膨れてしまうことは珍しくはないのですが、ここまでにょっきり突き出たのは初めてです。夢中で練習していたので、はっと気づいたらこんな事態になっていて、かなりびっくり。5穴から9穴までをピンポイントで2時間ほど、ずっと息を吹き込み続けていたので、こんなことになってしまったと思われ。

一番ひどい所では、リード・プレートの端から1.5ミリは突き出ていました。木製コームって好きなんですが、こういう所が難点です。私はストック・ハープ (カスタマイズされていない、普通にお店で買うハープ) もカスタム・ハープもどちらも好きですが、コームがしっかりしているというのは、カスタム・ハープの一つの良い面だと思います。デラックスも、最近作られたものは防水加工してあるみたいですけれども。

さて、ブロウ・ベンドとオーバーブロウですが、私の場合、タングブロックでできることはできるのですが、実際に曲で (アドリブでは特に) 使うレベルではないので、練習しています。特にオーバーブロウは、タングブロックでできる時とできない時の差が激しすぎ。他のテクニックにも言えることですが、コツは 「どれだけリラックスできるか」 だと思います。「できないからって、力ずくにはならないように!」 を念頭に練習中。

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