2014/04/28

Dennis Gruenling のロー・キー、クロスオーバー

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 9:42 pm by Yuki

デニス・グルンリングの新しいクリップ。

まずは、ロー・キーのハーモニカでの演奏。もうこれは、ハーモニカというよりホーンですね。こういうのやらせたらこの人はほんと上手いです。最後に「聖者の行進」を引用していることから、やはり本人も明らかにホーンを意識しているのが聞いて取れます。かっこいいなあああ。

>Doug Deming & Dennis Gruenling w/The Jewel Tones “You Can Do No Wrong”

dennis_g

それから、こちらはちょっと前ですが、デニスがHohnerのCrossoverを吹いてコメントしているクリップを、ホーナーがアップしていました。

>Dennis Gruenling on the Marine Band Crossover

表現力の多彩さはさすがですね。クロスオーバーだと、カスタマイズや手直しなしでもオーバーブロウができる、ということもさりげなくアピールしたりしています。

2014/04/12

Little Walter with Memphis Minnie

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , @ 9:56 pm by Yuki

先日のエントリーで、リトル・ウォルターがメンフィス・ミニーと演奏している曲、”Lake Michigan” について触れました。リトル・ウォルターのここでの演奏は本当に素晴らしい (と言うか、この人に良くない演奏なんてないですけど) 。それで今日はもうひとつ、リトル・ウォルターがメンフィス・ミニーと演奏している曲で私の大好きなものを!

>Conjur Man : Memphis Minnie

いいですね〜。

意外に思われるかもしれませんが、メンフィス・ミニーは私のブルースの原点とも言えるほど(原点はピンクレディーではなかったのか。)大好きです。もうかなり昔ですが、ブルースを真剣に聞き始めた頃、色々と聞きたくて買いあさった中にメンフィス・ミニーのCDがあって、このウォルターがハーモニカを吹いている2曲はその中に入っていました。でも当時の私はブルース・ハープにどっぷり浸かっていたわけでもなく、まして演奏を聞いただけでハープを吹いているのが誰かわかるほどブルース・ハープに成通していたわけでもないので(今だってぜんぜん大したことないですが。)、この演奏がリトル・ウォルターだということに気づくのは、何年も後のこととなるのでした。

この2曲が録音されたのは、1952年7月。”Juke” が5月ですから、そのすぐ後ですね。シカゴではなく、メンフィスで録音されています。

2014/04/07

Paul Lamb のデュオ / レッスン

Posted in ハープ日記, ハーモニカ・プレイヤー tagged , @ 10:39 am by Yuki

ずっと見たかった、ポール・ラムのデュオのライブに行ってまいりました。バンドのギグはこれまで何度も見ていますが、デュオは初めてです!私は最近、サニー・テリーを始めたこともあり、今回のポールの演奏にものすごくインスパイアされました。

先日も書きました通り、ポールはサニー・テリーのスタイルを12年かけて学んだそうです(いろんな人から10年と聞いていましたが、本人に聞いたら12年とのことでした)。サニー・テリーと数週間を共にしたという、何とも羨ましい経験もお持ちです。

そんなポールなので、そりゃもうサニー・テリーのスタイルでやる曲はすごいです。完コピではなくて、あくまでサニーの「スタイル」での演奏なんですが、自分自身のフレーズを吹いても見事にサニー・テリーでした。

paul_lamb_duo

>The Trench Sessions – Paul Lamb and Chad Strentz perform The Underdog

私は幸運にも、ライブの前にちょこっとレッスンをしてもらいました。会場の外に止めてあるポールのバンの中で(笑)。色々とデモンストレーションして見せてくれたのですが、足をストンプしてリズムを取りながらやるので、バンが揺れる揺れる(笑)。

ほんと学ぶ事てんこ盛りでしたが、やっぱり一番すごいなあと思ったのは、その音色。サニー・テリー独特のあの音色をここまで見事に再現できる人を、私は他に知りません。ポール自身も言っていましたが、サニーのあの「スウィート」な音!ビッグ・ウォルターなどのシカゴ・スタイルの演奏もして見せてくれたのですが、サニーやる時とは音色を変えているのが明らか。しかしポールが言うには、シカゴ・スタイルのプレイヤーもベースとなるのはサニー・テリーだ、とのことでした。確かにね、私が意を決して難解なサニーおじさんを学び始めたのは、「これができるようになったら、他のスタイルの演奏も絶対に上手くなるだろう」と思ったのがひとつの理由です。まあそれより何より、サニー・テリーの演奏が好きだ、というのが一番ですが!

ポールとは何度もライブでお会いしていて、うちの夫がハープ吹きだということをポールがなぜか知っていたこともあり、お話したことはあったのですが、レッスンを受けてみると思った以上に物腰の柔らかい方でした。事前に打ち合わせしておいたのに、レッスン料も要らないと言ってくれ(泣)。私の現在のハープ・ヒーローは、間違いなくポール・ラム!

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CDももちろん買いました!デュオの(写真右)と、あと夫がすごい古いやつ(写真左)買ってました。

2014/03/25

Sonny Terry – Joe Filisko と Paul Lamb の場合

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , , @ 8:19 pm by Yuki

引き続き、サニー・テリーをやっております。もう楽しくて楽しくて、毎日こればっかり。

音楽って、練習ももちろん大切ですが、「聞く」こともそれと同じくらい大切ですよね。ということで、最近はサニーおじさんをよく聞いています。もちろん サニーはずっと前から大好きでしたけれども、自分でやるようになると、聞き方もちょっと変わります。聞いていただけの時は気が付かなかったサニーおじさんのすごさに感動する毎日です。サニー・ボーイ1世のコピーをやっていた時にも感じたことですが、これは楽器を演奏することの一つの醍醐味だと思います。毎日こつこつと練習していることへのちょっとしたご褒美、という感じで嬉しくなります。

それと同時に、最近は、現代のプレイヤーでサニー・テリーのスタイルをやっている人の演奏も聞いたりしています。

サニー・テリーといえばやはりこの方、ジョー・フィリスコ大先生。永遠の憧れです〜。演奏からもその前の話からも、サニーとブラウニーに対するリスペクトが感じられます。次回会うまでにサニー・テリーをいっぱい練習して、ジョーに聞いてもらうのが、当面の私の目標(爆)。

>Joe Filisko & Eric Noden – Whoopin’ the blues

それから、イギリスのハーモニカ・エース(笑)、ポール・ラム。この方のサニー・テリーもすごい。今は教則本/CD/DVDがたくさん出ていますし、ネット上にもたくさんの情報があふれていますが、彼がハーモニカを学んだのは色々な情報がなかった時代なので、全て独学したそうです。そんな若きポールのヒーローだったのが、サニー・テリーとビッグ・ウォルター。現在では独自のスタイルを持っているポールですが、それもこの二人の演奏をがっつり学んだからこそ、という気がします。ブルース・ハープって、ブルース・スケールやブルー・ノート、ヴァンプ、ブルージーなリフなどを使えば、「ブルースっぽい」演奏にはなりますが、それだけだとやっぱりブルースとしては何かが欠けてしまうんですよね。ブルース・ハープのパイオニアのスタイルをとことん学んだ人の演奏は、やはり強いです。ポールが、サニー・テリーの一曲を10年かけて学んだ、という武勇伝(?)は有名です。「どれだけサニー・テリーに似ているか」という面では、ポールの方がジョーよりも近いかなあという気がします。私の知っている限り、サニー・テリーのスタイルでこの人に適うプレイヤーはいない、というくらいすごい。

>Paul Lamb plays a Sonny Terry style harmonica slow blues

サニー・テリーでは、こういうスローな曲の方が、実は難しかったりします。使ってる音はシンプルなんですけどね、どうやってこの独特の音色とフィーリングを出すのかは、今のところぜんっぜんわかりません。

明日も練習がんばります。

2014/03/07

驚きと情熱と尊敬と

Posted in ハープ日記, ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 11:54 am by Yuki

先日、生徒さんの一人がモーツァルトのソナタを持ってきました(私はピアノを教える仕事をしています)。

モーツァルトのソナタの中では比較的簡単なもので、 私がこの曲を学んだのは大昔(確か10代の始め頃)ですが、 久しぶりにこの曲にじっくりと触れる機会を持って、改めてモーツァルトは天才だったんだなあ、と大感動しております。レッスン中もついつい、「ここ、すごいよね。天才だよね!」などという話をしてしまう。

モーツァルトに限らず、曲や作曲家に対する驚きを持ち続けるというのは、教えたり演奏したりする立場の人間にとって、とても大事なことだと思うのです。「うあ~、またこの曲かあ。」という姿勢はできれば避けたい。退屈な曲(試験の課題曲とか生徒さんの希望で、そういうのをやらなければいけないこともあります。)だと確かにそういう時もありますけれども、素晴らしい曲というのは、聞く度、演奏する度に、新しい驚きがあるものだと思います。

Wolfgang
(モーツァルトは実は下ネタ好きだった。)

ブルースでは、去年の夏頃からずっとジョン・リー・ウィリアムスン(サニー・ボーイ・ウィリアムスン I )ばかり聞いていますが、この人は本当に飽きません。聞けば聞くほど凄さが身に沁みます。好きで好きでたまらなくて、聞いた後に「うあああ!大好きだあああ!」って叫びたくなる。そんぐらい好きです。

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曲や演奏に対する驚きと、演奏することや教えることに対する、まあちょっと気恥ずかしい言葉ですが情熱みたいなものと、そういう音楽を作り出した人達を尊敬する心は、いつも忘れずにいたいと思います。

2014/03/03

Jason Ricci + Dennis Gruenling + Pat Ramsey

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , , @ 10:13 am by Yuki

ジェイソン・リッチとデニス・グルンリングとパット・ラムジーによるハープ・バトル!これはすごい。最初は一人ずつけっこう長く吹いていますが、途中から4小節ずつに変わります。

>Pat Ramsey,Jason Ricci and Dennis Gruenling-Pat Ramsey Fundraiser 8-16-2005

ジェイソンもデニスも大好きなプレイヤーですが、最近はあまり聞いていなかったので(サニー・ボーイ I とかサニー・テリーばかり聞いているので)、このクリップを見て改めて、やっぱりこの二人はブルース・ハープの革命児だなあと思いました。

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ジェイソンの演奏は速吹きが特徴ですけれども、出だしのアタックの仕方や、音の表情、音の切り方(フレーズの終え方)、ダーティー・ノートやタング・スラップの使い方などがブルース・ハープの古典から来ているものなので、そういうところに私はぐっと来るのだと思います。私は速吹きとかぜんぜん興味ないんですけど、この人は大好きです。最近は速吹きする人も増えましたけれども、ジェイソンみたいに細かいところで伝統的なブルース・ハープ奏法へのこだわりが聞こえてくる演奏をする人はあまりいません。先日のアキ・クマーのワークショップで、キム・ウィルソンをはじめ現代のプレイヤー達は皆、先代の演奏をしっかり勉強した上で自分のスタイルを作り上げた、という話があったのですが、その中で、90年代始めのジェイソンはウィリアム・クラークみたいな演奏をしていた、という話もありました!

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デニスもものすごいブルース・ハーモニカおたくで、その奏法はやはり伝統に則ったものですが、彼なりの音のチョイスとか、フレージングとか、音の表情のつけ方は新しい時代のものですね。「ここでそう来るか!」と良い意味で期待を裏切られることが多くて、聞いていて楽しくて、にやにやしちゃう。

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パット・ラムジーは亡くなってしまったこともあり、それほど有名なプレイヤーではありませんが、この人がいなかったらジェイソンのスタイルも生まれなかったかもしれない。彼がジェイソン・リッチに大きな影響を与えたことは有名です。もっと評価されるべきプレイヤーだと思います。すっかり忘れていましたが、過去記事を検索したらこんな事を書いたことがありました。>Pat Ramsey

しかしあれですね、練習して上達するのは嬉しいですけれども、上達すると耳が肥えるので、「上手い人にできて自分にできていないこと」がどんどん分かるようにもなりますよね。デニスやジェイソンのスタイルを目指しているわけではないですが、自分はディテールがまだまだだなあ、と思います。上手くなればなるほど、理想から遠ざかって行くような気がする今日この頃です。自分の演奏に満足することは、一生無いような気がする。。。だからこそ楽器を学ぶことは楽しいとも言えるんですけれども。あまりに遠い道のりに、頭がくらくらすることも多いです。

2014/02/26

猫マーク、Eddie Martin

Posted in ハープ日記, ハーモニカ・プレイヤー, ハーモニカ小物 / お手入れ tagged , @ 10:05 am by Yuki

以前紹介したSeydelのハーモニカ・ケース。日本でも人気があるらしく、「よく間違われて中身を確認しないと誰のかわからない事がある」というコメントをいただきました。なるほど、そんなこともあるんだなあ、と笑っていたのですが、私自身にもついにこんなことが起こりました。

去年の暮れのこと。エディ・マーティンが自身のライブでゲストを呼んでクリスマス・ライブをやるというので、私も、「サニー・ボーイ1世の曲やりなよ」というありがたいお誘いを受けました。

Eddie-Martin

サニー・ボーイ I の曲はジャムとかお友達のバンドのギグとかで何度かやらせてもらっていますが、エディのバンドとは初めてだったので、ちょっと緊張(汗)。でも皆さんプロなのでリハーサルなしでもさすがにすぐ理解してくれて、楽しく演奏できました。で、そのライブの最後に、ゲスト全員で一曲やろうということになって、うちの夫とか、シンガーやギタリストの方々などの他のゲストの皆様と一緒にステージに上がったわけですが・・・そこで、演奏中にポジション変えをしようとして、ステージに置いてあった私のハープ・ケースを間違って取る夫。。。まあね、おんなじケースですから。

前置きが非常に長くなりましたが、つまり、人のとごっちゃにならないように、こうすることにしました。

じゃん。

catty

裁縫なんて、取れたボタン付けくらいしかしない私が、がんばりましたよ(ただのアップリケ付けですけれども)。ケースの生地が硬いので、けっこう大変です。付けてみたら、Seydelの黄色いマークが、猫さんの上で輝くお日様みたいに見えます。かわええのう(自己大満足)。しかし、よく考えたら、白い部分が多いので、汚れが目立ちそうですね(汗)。洗えばいいことですけどね。。。

さて、エディ・マーティンですが、上手いギタリストは世界中にたくさんいるし、上手いハーピストもけっこうたくさんいますが、どちらもトップクラス、という人はそうそういません。そういう意味でエディは特別なブルース・ミュージシャンだと思います。

一人でギター、ハーモニカ、ヴォーカル、パーカッションをやる、ワンマンバンドのスタイル。私はエディのこれ、大好きです!ハーモニカも上手い!

>Eddie Martin – Shake Your Hips & One Man Band Rag

最近は他の国をツアーする時は、ローカルのバンドを使ってライブをやっているそうです。これまでは国内でも国外でも、ツアーの際は自身のバンドを引き連れて行くことが多かったので、これは新しい試みで、なかなかおもしろい。モスクワでのライブがYouTubeにアップされていました。ベースのお姉さんが背が高くてスタイルが良くて、ミニのドレスが似合って、スーパーモデル並にかっこいい。私はただでさえベーシストさんというのに憧れがあって、来生ではベーシストになりたいと思っているほどなので、こんなの見ちゃうとほんと素敵だなあと思います。人間というのはたぶん、自分にないものに憧れるものなのでしょう。

>Eddie Martin In Moscow 2014 “Sugar Sweet”

エディは自身のバンドでは、最近はウェスト・コースト風のスウィンギーなブルースを中心にやっています。オリジナルの曲もたくさん作っていますし、色々と勢力的にやるその姿を尊敬せずにはいられないアーティストです。

2014/02/21

Sonny Terry と Sonny Boy Williamson I

Posted in ハーモニカ・プレイヤー, 自分の録音・録画 tagged , @ 2:18 pm by Yuki

最近練習している曲を、ちょっとまとめて録音してみました。

まずは、しつこく練習しているサニー・ボーイ1世。サニー・ボーイ I の中でも大好きな曲ですが、非常に大変です。ブレス・パターンとか、アタックの仕方とか、3穴ベンドのコントロールとか、ハーモニカだけでも大変なのに、歌の部分も忙しいのであっぷあっぷしちゃいます。唾を飲み込む暇もない(ハーモニカではこれがけっこう重要だったりするのですが)。

それから、去年の暮れから始めたサニー・テリー。基礎はジョー・フィリスコ大先生のインストラクションで学びましたが、耳コピもたくさんしました。これからまだまだ練って行く予定です。やっぱり難しいなあ、サニーおじさん。

そして、またしつこくサニー・ボーイ1世。これも大好きな曲です。サニー・ボーイ I の曲は2曲とも夏ぐらいからやっています。以前の録音に比べたら、だいぶサニー・ボーイっぽくなったかなあ、、、。この人は本当にテクニシャンなので、そんなに難しく聞こえないちょっとしたフィルインとかも実は難しいです。

2014/02/15

Hohnerの新製品、Rocketのレビュー

Posted in ハーモニカ, ハーモニカ・プレイヤー tagged , @ 11:15 am by Yuki

先日話題にしましたホーナーの新製品、Rocket

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まだアメリカで発売されたばかりなので、一体どんなハーモニカなんだ!と知りたくてうずうずしている方も多いかと思います。

そこで嬉しい情報。Ronnie ShellistがYouTubeにレビューをアップしていました。Special 20やCrossoverと比べているので、非常にわかりやすいレビューです。

>Brand New Hohner Rocket Harmonica: Review

・カバープレートの後ろが開いている
・サイドにも空気孔がついている
・コームが丸みを帯びて口当たりがスムーズ

というのがこれまでわかっていたことですが、新しい情報としては、

・スペシャル20に比べてホールが大きい
・カバープレートの作りがしっかりしている

のだそうです。ハーモニカを強く握りすぎてカバープレートを潰してしまう、という方には、がっしりとしたカバープレートは魅力かもしれません。

気になるのはやはりレスポンスですが、エアタイト感が強く、すごく吹きやすいみたいです。「これまでで一番大きな音が出るストック・ハーモニカ(カスタマイズしていない、普通にお店で買えるハーモニカ)」だと言っております。スペシャル20よりもボリュームと食いつきがあり、明るい音色。クロスオーバーと似た感じだけれど、クロスオーバーの方がロケットよりメロウな音色。へええ。

「マリンバンドとスペシャル20が子供を作ってターボをつけた感じ」だそうです(爆)。(ロニー、自分で言って笑ってますけれども。)

そこまで言われると、ぜひ吹いてみたい。

2014/02/10

Little Walter おたく

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , @ 12:09 pm by Yuki

先日紹介しましたアキ・クマー(Aki Kumar)のワークショップに行ってまいりました。もうね、ものすごいリトル・ウォルターおたく。曲の頭っから最後まで完コピするのはもちろん、フレーズとフレーズの間の、聞こえるか聞こえないかという息使いまで入念に研究しているお方です。

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リトル・ウォルターは、常にブレスで作り出すリズムに乗って演奏をするのがそのプレイの特徴です。他のプレイヤーにも見られることですが、リトル・ウォルターは特に顕著だと思います。アキのワークショップでは主に、このブレスでリズムをキープすることの大切さが取り上げられていました。 (この日、別の教室でうちの夫も同じトピックでワークショップをやっていました。全くの偶然ですが、こだわりの強いプレイヤーにとっては、何とも重要なトピックだということだと思います。)

そんな非常に緻密な研究をしているアキ・クマーですが、実際のパフォーマンスでは自身の演奏をする人です。「曲の再現」を目指したような演奏をするバラス・ラジャクマー (Bharath Rajakumar)とはかなり違います。リトル・ウォルターのスタイルをインプットとして、自分の言葉でアウトプットする、という点では、アキはキム・ウィルソンに近いかなあ。

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歌も上手いし、演奏中のオーディエンスとのコミュニケーションの取り方もプロフェッショナルだし、私としては、「次世代のキム・ウィルソン」として今後の活躍を期待したいプレイヤーです。

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