2014/03/12

Zigaboo Modeliste

Posted in ハーモニカ以外 tagged , @ 10:44 am by Yuki

ジガブー・モデリストのコンサートに行って来ました。言わずと知れた、The Meters のオリジナル・メンバーです。

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生ジガブー!

音きれいだった!ハネてた!”Look-ka Py Py” や “Cissy Strut” など、ミーターズのお約束みたいな曲から、The Wild Tchoupitoulas の曲、それから最後には “Big Chief” までやってくれました。楽しかった〜。ありがとう、ジガブー!

ジガブーの隣でベース弾いてた方がすごくかっこよくて、私の目はジガブーとベーシストさんを行ったり来たりしていました。上手いベーシストというのは、どうしてこうもかっこいいのか。

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カメラ持ってなかったので、スマホで撮ったこんな写真しかありません。ブロガー失格。

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2014/02/05

本当は怖い “Valentine’s Day” − David Bowie

Posted in ハーモニカ以外 tagged @ 10:27 am by Yuki

バレンタイン・デーが近いので、今日は昨年リリースされたデヴィッド・ボウイ様のアルバム “The Next Day” から、この曲です。

>David Bowie – Valentine’s Day

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一見、聖バレンタインとバレンタイン・デーを讃えるラブ・ソングのようですが、なんと実はスクール・シューティング(アメリカに多い、学校での乱射事件。)の歌なのだそうです。2008年2月14日に起きた、ノーザン・イリノイ大学での乱射事件に特にインスパイアされたという説もあります。 そう言われてみれば、確かにそう訳せないこともない。「バレンタイン」というのがスクール・シューティングを企てている人物だとして・・・

バレンタインは教えてくれた
一番に誰を狙っているのかを
教師たちとサッカーのスター選手

そのちっぽけな顔で
その痩せこけた手で

バレンタインはこう言っている
彼には何か言いたいことがあるんだって
今日はバレンタイン・デー、彼の日なんだって

群衆はガタガタと動き出す
テディとジュディは倒れている

バレンタインは何が起こるのか全て知っている
彼には言うべきことがあるんだ
今日は彼の日、バレンタイン・デー

バレンタインは教えてくれた
世界を支配するのはどんな気分なのか
世界を揺るがすのはどんな気分なのか

そのちっぽけな顔で
その痩せこけた手で

バレンタインは全て計画している
彼には言うべきことがあるんだ
今日こそがその日、バレンタイン・デー

その痩せこけた手で
その氷のような心で

起こるのは今日この日
バレンタイン・デー

・・・怖い!!!

この歌詞の裏の意味を知って上のビデオを見ると、確かに納得です。ボウイの表情がどんどん狂気じみていくところとか、ギターを銃にようにかまえる仕草とか。よーく見ると、クローズアップしたギターの弦の上を弾丸が走るショット(2:28あたり。ほんの一秒にも満たない一瞬です。)まであります。

気持ちの良いビートの上に、切ないメロディーとコード進行が乗って、その上、「シャラララ〜、シャラララ〜」というなんだか懐かしいコーラスや、「バレンタイン!バレンタイン!」というかけ声が入ったりして、ちょっとユーモアのある気の利いた歌だと思っていたのですが、実はこんな意味があったとは・・・。「かごめかごめ」が実は流産の歌だった(まあこれは諸説ありますが。)というのと同じくらい衝撃があります。まあ別に、そんなこと考えずに普通に聞いたって十分楽しめる曲ですし、それでももちろん良いのですが。

それにしても、前回のアルバムが2003年ですから、ボウイとしては10年ぶりの新作となったこのアルバム。ここ数年は大した活動はせず、このままリタイアか?とまで言われていた矢先に、ニュー・アルバムのリリースを発表。レコーディングを内密に進めいたこともあり、このニュースは世界にかなりの衝撃をもたらしました。やっぱりボウイ様はやることが違う。あまりぽんぽんと色々なことをする人ではないですが、何かやるとなったらそのやり方は完璧、という気がします。

2014/01/17

James Booker – Classified Remixed and Expanded

Posted in ハーモニカ以外, CD tagged @ 10:27 am by Yuki

もう昨年の話になってしまいましたが、ジェームス・ブッカーのアルバム “Classified” のリミックス・バージョンが発売されました。

オリジナルのアルバムに未収録の9曲が加わった、全22曲。

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Classified は、実は私の中ではあまり好きなアルバムではありません。録音に使ったピアノのせいなのか、録音中 / 録音後の音処理の仕方のせいなのか、いまいちピアノの鳴りが悪い。ブッカーの魅力の、音色の素晴しさが伝わって来ない。

それでも数少ないスタジオ録音であり、ブッカーの生前にリリースされた数少ないアルバムであり、他では聞けないジャズっぽいフレーズを使った演奏などが入っていることもあり、 Classified は貴重なアルバムです。

それに何より、ブッカー・ファンとしては、未発表の録音がリリースされるのは嬉しいことこの上ないですね。ジェームス・ブッカーの映画 (Bayou Maharajah: The Tragic Genius of James Booker) を作った監督が、アルバムのプロデューサーであるScott Billingtonにテープを聞かせてくれと頼んだことがきっかけで、今回のリリースに至ったそうです。ありがたや。

中を開けるとなかなか素敵な写真もあり、それだけでも大満足(笑)。アルバム発売記念パーティーの席で、ピアノの前に座り、 Classified のLPを誇らしげにカメラに向けて微笑むブッカー。この後、死んじゃうんだよなあ、、、というやり切れなさを感じるのと同時に、晩年は苦しいことの多い毎日だったらしいけど、こんなふうに無邪気に嬉しそうに笑える瞬間もあったんだなあ、とちょっと救われた気もしました。

2014/01/11

James Booker の映画の感想

Posted in ハーモニカ以外, 本 / DVD / 映画 @ 9:56 pm by Yuki

今日は、先月見てきたジェームス・ブッカーの映画『Bayou Maharaja – the Tragic Genius of James Booker』の感想です。

見たことのない写真やライブ、インタビューのシーンがたくさんありました!

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映画の後に監督への質問会があって、その話も興味深かったです。ニューオリンズでたくさんの人に話を聞いたそうですが(映画にもニューオリンズ音楽の大御所がいっぱい出ていました。)彼女が言うには、ブッカーは接する人によってそのキャラクターを変えていたらしく、一つの明確な人物像を掴むことはできなかったそうです。ステディなパートナーがいたという情報も得られなかったそう。彼女が得たブッカーのプライベートな情報で明確な事実はただ一つ、彼がゲイだったということ。

ブッカーのセクシャアリティについては、ゲイであるとかバイセクシャルであるとかこれまでも言われて来ましたが、それはどちらかというと、ブッカーの数々あるエキセントリックなエピソードのひとつとして語られることが多かった気がします。

あの時代にゲイであったこと、しかも黒人でゲイであったこと(黒人社会のホモフォビアみたいなものも多かったはず。)は、非常に生きにくかっただろうだと思います。ニューオリンズは他の土地に比べると、ゲイにとって住みやすい街らしいですけれども、それでも、監督の話では、今の時代においてもゲイについてはあまり話したがらない人もいたそうです。ブッカーの家族も、出来上がった映画を見てこそ気に入ってくれたけれど、ブッカーがゲイだったことが作中で言及されるということで、映画製作には関わり合いになりたくない、という姿勢だった、とのこと。

接する人によってキャラクターを変え、 (おそらく) 心を許せるパートナーもおらず、家族にもありのままの自分を受け入れてもらうことができない、、、。それはたいそう孤独な毎日だっただろうなあ。映画内では、ブッカーがゲイであったことについては、さらっと触れる程度で、重大事としては取り上げられていませんでしたが(その辺の監督のセンスも良かった。)、監督の話を聞いて、ちょっとそんなことを思いました。

ジェームス・ブッカーは、多くの人が言うように、間違いなく天才だったのだと思います。でも、彼の音楽から聞こえてくる感情は、決して手の届かない天上のものではないと私は思います。地上で生きる人間の苦しみ、悲しみ、喜び。そういうものがあるからこそ、彼の音楽は、私達の心に深く響くのではないかと。

日本でもぜひ上映してもらいたい。映画の詳細はこちらです。

Bayou Maharaja – the Tragic Genius of James Booker

2013/12/09

James Booker at Maple Leaf Bar

Posted in ハーモニカ以外 tagged @ 11:59 am by Yuki

久しぶりにYouTubeで “James Booker” を検索したら、メープル・リーフ・バーでのライブ映像がアップされていました。

彼が亡くなる10日前のライブ。このライブからの映像はこれまで何曲かアップされていましたが、今回のは全部で約1時間、しかもカットも少ないので、曲から曲への移り方とか、メープル・リーフの雰囲気とかオーディエンスの感じとか、見どころいっぱいです。ブッカーは日によって、話してばかりとか何も弾かないとかもあったみたいですし、毎回こんな感じだったわけではないとは思いますけれども、メープルリーフ・バーでのフル・ライブ(に近いもの)が見られるというのは、やはり貴重です。ぜひぜひ通して見ていただきたい。

>James Booker live part 1
>James Booker live part 2
>James Booker live part 3
>James Booker live part 4

ヨーロッパで録音/録画された完璧と言えるほどの演奏も大好きですが、私はやっぱりこういうブッカーが好きだなあと思います。ただただ思いつくままに弾く感じ。天才の成せる技です。

先日紹介したジェームス・ブッカーの映画の感想は、もう少し考えがまとまったら書きたいと思います。

2013/11/21

James Bookerの映画

Posted in ハーモニカ以外, 本 / DVD / 映画 @ 12:14 pm by Yuki

最近、仕事関係で心が折れそうな事が続いていたのですが、そんな私を一気に引き上げてくれたニュース。

なんとなんと、ジェームス・ブッカーの映画ができたそうです!しかも、私の住んでいる街でも上映されるとのこと!!

こういうマイナーな映画はだいたいロードショーなんかにはならないですし、DVDにもならないので、映画ができたという話を聞いても見る機会はないということがほとんどです。以前書いたリトル・ウォルターの映画の話も音沙汰無しですし。

映画の詳細はこちら。

BAYOU MAHARAJAH – the tragic genius of JAMES BOOKER

見たことない写真や映像がいっぱいのトレイラー見ただけでわくわくです!

2013/06/18

ニール・ヤング

Posted in ハーモニカ・プレイヤー, ハーモニカ以外 tagged @ 11:13 pm by Yuki

Neil Young & Crazy Horse のライブを観に行って来ました。ニール・ヤングは夫がすごく好きなので一緒に聞く程度ですが、なかなか好きです。 若い頃はけっこうな男前だったニールも、

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今ではこんなんなってます。怖い。

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でもですね、すごくかっこよかったです!変に若作りしたりせず、ありのままなのが非常にかっこいい。ジャニーズで言えば、良い歳の取り方してる長瀬智也君みたいな感じですかね(いや違う。ぜんぜん違う。しかもなぜジャニーズなのか)。それに、この歳になってフィードバックがんがん、ノイズたっぷりのロックをやっているところもまたかっこいい。私はここ数日間ひどい花粉症で頭が割れそうに痛かったので、薬を飲みまくってライブに出向きました。なんせCrazy Horseのライブですから薬なしではあのノイズに耐えられないだろうと思ったのです。結果・・・薬飲んどいてよかった~。それにしても、おっさん4人が夢中になってジャムしている姿は本当にかっこよかったです。

途中、数曲ですが、ギターとハーモニカ、ピアノを使って、ソロのアコースティックの演奏もありました。ブルース・ハープを演奏する身としては方向性はかなり違いますけれども、私は実はニール・ヤングのハーモニカが好きです。

Neil Young – Comes A Time (Live at Farm Aid 2011)

2013/05/15

リハビリ・ブギ

Posted in ハーモニカ以外, 自分の録音・録画 @ 8:12 am by Yuki

YouTubeにピアノの動画をアップしました。実は、数年前に手を怪我してずっと調子が悪かったのですが、最近回復し始めてうれしいのです。まだ様子見ながらですが、今のところ毎日まとまった量を弾いても平気なようなので、完治の日も近いかも!そんなわけで、「リハビリ・ブギ」です。お暇な方はどうぞ。

ピアノの上、散らかり放題。いつもこんな散らかった部屋でレッスンしてます(笑)。

途中、鼻をすする様な音が何度も入っていますが、これは花粉症でも風邪をひいているわけでもなくて、息を吸い込んでいる音です(笑)。ピアノって息なんて止めていても弾けそうですが、実は呼吸が非常に大切なのです。細かく言えば違うところはたくさんありますが、基本、歌と同じ様にフレーズを歌って、その間に腹式呼吸でブレスを取ります。それにしても、こうして聞いてみるとうるさい!(笑)。あと、弾いている時は気づきませんでしたが、歌ってるのか唸ってるのかわからないような音も入ってました。それから、鍵盤に触る音が意外にも大きく入っていて、ちよっとびっくり。ヘッドフォン使ったせいもあるかもしれませんが(ノートパソコンのスピーカーがあまり良いものではないので、パソコンで音楽を聞く時はだいたいいつもヘッドフォンを使用します。)聞き返してみると、なんだかそんなことばかりが気になりました(笑)。

2013/04/07

ファースト・ポジション – JVの場合

Posted in ハーモニカ・プレイヤー, ハーモニカ以外, 自分の録音・録画 tagged , @ 8:10 pm by Yuki

キム・ウィルソンのファースト・ポジションと、ロッド・ピアッツァのファースト・ポジションに続きまして・・・ええと・・・今日は夫です(笑)。この流れで自分の演奏は絶対に載せないですけど(キムとロッドの後に続くのは恐れ多い。)、夫の演奏なのでまあいいや(思いっきり他人事)。

先日、家で練習していたら、隣の部屋から夫がやって来て、「ちょっと音たくさん詰め込みすぎじゃないの?」と言われました。まあ確かにこういう演奏を聞くと、少ない言葉で多くを語るのって大切だよな、と思います(練習に夢中になると、つい忘れてしまう)。

途中からグラスも使ってます。

Pete Harris & Jon Vaughan – Trouble in Mind

歌とギターは、ピート・ハリス(Pete Harris)。住んでいる地域が違うので(ピートはサウス・コースト、うちはウェスト・コースト。笑)、最近まであまり良く知らなかったのですが、ギターも歌も非常に素晴らしいブルース・ミュージシャンです。モジョ・ビュフォードやレイジー・レスターがイギリスでライブをした際は、彼のバンドがバックを務めたこともあるそうです。私はバンドの演奏は聞いたことがあったのですが、こういうアコースティックの演奏は今回が始めてだったので、ピートの演奏の幅の広さに改めて感心しました。(ミシシッピ・ジョン・ハートの曲なんかもやって、もう本当に素晴らしかったのですが、カメラの電池が切れてしまったのです。)

ファースト・ポジションではないですが、他にもいくつか録画したので、お暇な方はご覧になってください。

まずは、ジョー・フィリスコ大先生の影響がばりばり感じられるこちら(笑)。

Pete Harris & Jon Vaughan – Good Morning Blues

それから、ビッグ・ウォルター様の名曲。

Pete Harris & Jon Vaughan – Big Walter’s Boogie

後日、あるブルースマンのホームパーティに招かれ、そこでも演奏しました。マイクなしの純アコースティックの演奏です。
私が一番好きなブルースの曲のひとつ。

Pete Harris & Jon Vaughan – That’s Allright

このホームパーティーでは、アメリカ人のミュージシャンとのジャムもあったのですが、そちらはまだ彼の承諾を得ていないので、彼のOKが出たら、YouTubeにアップしたいと思います。

2013/03/08

Matt Schofield

Posted in ハーモニカ以外 tagged @ 2:04 am by Yuki

ブルース・ハープおたくのみなさま、こんにちは。日本はジェームス・コットンの来日公演でもりあがっていた様ですね。うらやましい限りです。

さて私は、ブルース・ジャズ・フェスティバルで Matt Schofield Trio を見に行って来ました。ライブを見るのは久しぶり。

正当派ブルースというより、ブルース・ロックの人なので、「毎日聞きたい!」とは思いませんが(あくまで好みの問題です。)、近場でライブがあるとなるとやっぱり見ておきたい。オルガンのJonny Hendersonも好きだし。

久しぶりに見たマット君は、けっこうなおっさんになっていました(笑)。数年前に見た時は「お兄さん」という感じがぴったりだったのに、なんだかすっかり貫禄出ちゃって。まあ自分だっておばちゃんになってるんだから、あたりまえか。

髪の毛もストレートになっていました。

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前はこんな感じでくりくりしていましたのに。

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ストレートパーマかしら?

さて、そういうアホな話はさておき、今回はライブの前にオーディエンスからの質問を交えたトークがあり、それが興味深かったです。彼の音楽のルーツとなるのはブルースですが、ジャズで影響を受けたのはオスカー・ピーターソンからだそうです。へええ。

op

さすがオスピー!

それから、激しく同意したのは、自分の演奏にとって、または自分が誰かの演奏を聞く時に重要なものは、

1 トーン(音色)

2 タイミング

3 ノーツ(音)

だという話。

ボキャブラリーが少なくとも、良い音色と絶妙のタイミングでそのフレーズを弾けば、それは素晴らしい演奏なり得る、ということですね。音(どの音を弾くか)なんていうのは、その次に来るべきものだと。

それからやはり、「トーン」というのは、アンプなどの機材などのことではなくて、その人自身が作り出す音色のことなのだ、ということも強調していました。

そんなマット君の、渋いやつを一曲。

>Matt Schofield “See Me Through” Mountain Jam 2012

それから、けっこう前(くりくり頭の頃)のですが、オルガンのジョニーとのからみがかっこいいファンキーなやつを一曲。ギター弾くのが楽しくてしょうがないやんちゃ坊主みたいでかわいいなあ。

>Matt Schofield Trio – Uncle Junior

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