2017/04/15

Aki Kumar + Rockin’ Johnny

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , @ 10:40 pm by Yuki

イギリスに住んで16年。こちらの生活にどっぷりと浸かってしまっていました。日本に帰るともう、ただの常識ないおばちゃんでしかありません。だいたいこの歳でおしゃれ着(?)がTシャツとジーンズ(又はミニスカート)とエアマックス(たまにアディダス・スーパースター)とかいう時点で終わってる。もう日本には帰れまい(イギリスは個人主義が浸透しているので、結構なんでもアリなのです)。

そんな私ですが、やっぱり自分は日本人だよなあ、と思う瞬間は良くあります。ショパンのソナタがなかなか暗譜できなくて、「ああ、暗記パン欲しい・・・」と呟く時ですとか、料理で醤油を使う度に、「しょうゆうこと!」と頭の中で言ってしまう(かろうじて実際に言葉にはしない。)時ですとか。そういうのを直ちに分かち合える相手が近くにいないというのは、なかなか寂しいものです。

ハーモニカに関しては、例の秋熊。たまに夫の前で「オータムン・ベアー」とか言ってみたりしますが、たぶんわかってません。

さて先日、その秋熊を見に行って来ました。今回はギターのロッキン・ジョニーと共にツアーをしているアキ・クマー。このジョニーのギターが、めっちゃかっこよかったです。片道1時間半かけて行った甲斐があった(運転したのは夫ですが)。なんていうか、いちいちかっこいい。一音一音に表情があって、意味がある。夫がCDを持っていて、ちょっと聞いたことはあったのですが、その時は取り立てて良いとは思わなかったのです(恥)。でも今回のライブを見て、すっかりファンになりました。CDにサインしてもらい、おまけにステッカーもいただいてほくほく。夫には「好きじゃないって言ってたくせに!!」と呆れられる始末です。

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なんかジョニーの話ばっかりになってしまいましたが、アキも相変わらずハーモニカ・マニア感満載の、素晴らしい演奏をしてくれました。これからのブルース・ハープ界をしょって立つ一人になるような気がします。考えたくないことですけど、御三家(キム・ウィルソン、ロッド・ピアッツァ、リック・エストリン。このチョイスは私の独断と偏見ですが、ブルース・ファンの方ならわかってもらえるかと思います。)がいなくなってしまった後、ブルース・ハープ界はどうなるんだ?という不安は、ちょっとありますよね。そんなこともあって、アキにはこれからも頑張ってもらいたい。

アキはフレンドリーで謙虚で、とても良い人です。ブルース・ハーモニカ界って、良い人多いですね。有名な人、ある程度のステータスを築いている人(今回のアキとか。)で、傲慢な人って会ったことありません。彼のCDも買いましたが、それについてはまた後日。

2014/02/10

Little Walter おたく

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , @ 12:09 pm by Yuki

先日紹介しましたアキ・クマー(Aki Kumar)のワークショップに行ってまいりました。もうね、ものすごいリトル・ウォルターおたく。曲の頭っから最後まで完コピするのはもちろん、フレーズとフレーズの間の、聞こえるか聞こえないかという息使いまで入念に研究しているお方です。

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リトル・ウォルターは、常にブレスで作り出すリズムに乗って演奏をするのがそのプレイの特徴です。他のプレイヤーにも見られることですが、リトル・ウォルターは特に顕著だと思います。アキのワークショップでは主に、このブレスでリズムをキープすることの大切さが取り上げられていました。 (この日、別の教室でうちの夫も同じトピックでワークショップをやっていました。全くの偶然ですが、こだわりの強いプレイヤーにとっては、何とも重要なトピックだということだと思います。)

そんな非常に緻密な研究をしているアキ・クマーですが、実際のパフォーマンスでは自身の演奏をする人です。「曲の再現」を目指したような演奏をするバラス・ラジャクマー (Bharath Rajakumar)とはかなり違います。リトル・ウォルターのスタイルをインプットとして、自分の言葉でアウトプットする、という点では、アキはキム・ウィルソンに近いかなあ。

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歌も上手いし、演奏中のオーディエンスとのコミュニケーションの取り方もプロフェッショナルだし、私としては、「次世代のキム・ウィルソン」として今後の活躍を期待したいプレイヤーです。

2014/01/31

秋熊

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 11:37 am by Yuki

来月、ブルース・ハープのワークショップとコンサートがありまして、そのイベントの目玉として、アメリカから Aki Kumar がゲストとして参加します。こちらの(英語圏の)ブルース・ハープのコミュニティではなかなか有名なプレイヤーです。

彼の演奏を聴く度に、色々なプレイヤーの演奏をしっかり学んだんだろうなあ、と思わずにいられません。これぞブルース・ハープ!というディテールが感じられます。手堅く、トラディショナルで、センスの良い演奏。

AKI Kumar Dose Jimmy Rogers Last Time

Aki_Kumar

こちらのクリップでは、ジュニア・ウェルズの有名な曲(元はサニー・ボーイIですね。)なんかもやってます。アコースティックもアンプリファイドも上手い。

>Johnny Cat Blues Band feat. Aki Kumar – Junior Wells’ “Hoodoo Man Blues

しかし、アキ・クマーって名前、なんかちょっと日本語っぽくてかわいいですよね。私の中ではすっかり「秋・熊」です。

アキ・クマーのサイトはこちら