2009/03/13

The Count Basie Orchestra, B.B.King

Posted in ハーモニカ以外 tagged , , , @ 1:23 pm by Yuki

ここ数日、はまっている曲。The Count Basie Orchestra と B.B.King による、”Every Day I Have the Blues ” の演奏。最近、この曲のファンク・バージョンをピアノで演ろうと思いついて、色々な人の演奏を聞いていたのですが、そこでこの演奏を見つけました。私のファンク・バージョンのイメージとは程遠いのですが、それはさておき、これがもう、かっこいい!!のです。毎日、何度も何度も聞いてしまいます。飽きません。

Every Day I Have The Blues – B.B. King, the Count Basie Orchestra

ホーン・セクションが 「パッ!」 とか 「ダァー!」 とか 「ぶひゃ~~~!」 などと、いたるところにアクセントを入れているわけですが、その場所が毎回様々で、そのちょっと予測不可能なところが最高に気持ち良いです。

よく聞いてみると、このホーン・セクションのアクセントは、らった らった らった らった・・・というスウィングのリズムにのって入る場合と、4拍子のビートにのって入る場合と、2種類あるようです。それが見事にミックスされていて、もうかっこいいったらありゃしないです。

「一台のオーケストラ」 とも呼ばれるピアノという楽器を弾く者としては、これはインスパイアされます。こういうふうにピアノが弾けるようにがんばろう!と思ったのであります・・・が、更に思ったことは、「これはハーモニカでもいけるんじゃないか」 ということです。サクソフォーンと似ていると言われることが多いブルース・ハープ (アンプリファイド) ですから、ホーンの演奏の良いところはどんどん盗むに限ります。切れとパンチのある音とか、リフやリック、フレージング、ヴィブラート、アーティキュレーションなどなど・・・盗みどころ満載です。リトル・ウォルターがサクソフォーンの演奏をよく聞いてコピーしていたというのは有名な話ですし、デニス・グルンリング (Dennis Gruenling) も、ジャズのホーンやヴォーカルをコピーしたと言っていました。

ブルース・ハープを演奏するには、ブルース・ハープの曲を聞き込んだりコピーしたりすることはもちろん大切です。しかしそれと同時に、より幅広く個性のある演奏をするためには、ハーモニカの曲だけではなくて、色々な楽器の演奏を聞いたり、様々なジャンルの音楽を聞くことも大切だと思います。ジェイソン・リッチ (Jason Ricci) なんかは、クラシックのヴァイオリンの曲がすごく好きらしいですね。

理想としては、色々な音楽を心と身体で感じて聞いて、それが自分の中に残り、アドリブをする時に自分の音楽として奏でられるということでしょうか。私はたまに、10代の多感だった頃に聞きまくった音楽が、自分の演奏の根本になっているのかもしれないなあと思うことがあります。ということで、みなさん、よい音楽をどんどん聞きましょう!

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