2014/04/28

Dennis Gruenling のロー・キー、クロスオーバー

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 9:42 pm by Yuki

デニス・グルンリングの新しいクリップ。

まずは、ロー・キーのハーモニカでの演奏。もうこれは、ハーモニカというよりホーンですね。こういうのやらせたらこの人はほんと上手いです。最後に「聖者の行進」を引用していることから、やはり本人も明らかにホーンを意識しているのが聞いて取れます。かっこいいなあああ。

>Doug Deming & Dennis Gruenling w/The Jewel Tones “You Can Do No Wrong”

dennis_g

それから、こちらはちょっと前ですが、デニスがHohnerのCrossoverを吹いてコメントしているクリップを、ホーナーがアップしていました。

>Dennis Gruenling on the Marine Band Crossover

表現力の多彩さはさすがですね。クロスオーバーだと、カスタマイズや手直しなしでもオーバーブロウができる、ということもさりげなくアピールしたりしています。

2014/03/03

Jason Ricci + Dennis Gruenling + Pat Ramsey

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , , @ 10:13 am by Yuki

ジェイソン・リッチとデニス・グルンリングとパット・ラムジーによるハープ・バトル!これはすごい。最初は一人ずつけっこう長く吹いていますが、途中から4小節ずつに変わります。

>Pat Ramsey,Jason Ricci and Dennis Gruenling-Pat Ramsey Fundraiser 8-16-2005

ジェイソンもデニスも大好きなプレイヤーですが、最近はあまり聞いていなかったので(サニー・ボーイ I とかサニー・テリーばかり聞いているので)、このクリップを見て改めて、やっぱりこの二人はブルース・ハープの革命児だなあと思いました。

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ジェイソンの演奏は速吹きが特徴ですけれども、出だしのアタックの仕方や、音の表情、音の切り方(フレーズの終え方)、ダーティー・ノートやタング・スラップの使い方などがブルース・ハープの古典から来ているものなので、そういうところに私はぐっと来るのだと思います。私は速吹きとかぜんぜん興味ないんですけど、この人は大好きです。最近は速吹きする人も増えましたけれども、ジェイソンみたいに細かいところで伝統的なブルース・ハープ奏法へのこだわりが聞こえてくる演奏をする人はあまりいません。先日のアキ・クマーのワークショップで、キム・ウィルソンをはじめ現代のプレイヤー達は皆、先代の演奏をしっかり勉強した上で自分のスタイルを作り上げた、という話があったのですが、その中で、90年代始めのジェイソンはウィリアム・クラークみたいな演奏をしていた、という話もありました!

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デニスもものすごいブルース・ハーモニカおたくで、その奏法はやはり伝統に則ったものですが、彼なりの音のチョイスとか、フレージングとか、音の表情のつけ方は新しい時代のものですね。「ここでそう来るか!」と良い意味で期待を裏切られることが多くて、聞いていて楽しくて、にやにやしちゃう。

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パット・ラムジーは亡くなってしまったこともあり、それほど有名なプレイヤーではありませんが、この人がいなかったらジェイソンのスタイルも生まれなかったかもしれない。彼がジェイソン・リッチに大きな影響を与えたことは有名です。もっと評価されるべきプレイヤーだと思います。すっかり忘れていましたが、過去記事を検索したらこんな事を書いたことがありました。>Pat Ramsey

しかしあれですね、練習して上達するのは嬉しいですけれども、上達すると耳が肥えるので、「上手い人にできて自分にできていないこと」がどんどん分かるようにもなりますよね。デニスやジェイソンのスタイルを目指しているわけではないですが、自分はディテールがまだまだだなあ、と思います。上手くなればなるほど、理想から遠ざかって行くような気がする今日この頃です。自分の演奏に満足することは、一生無いような気がする。。。だからこそ楽器を学ぶことは楽しいとも言えるんですけれども。あまりに遠い道のりに、頭がくらくらすることも多いです。

2013/10/09

デニスのごりごりブルース

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 12:05 am by Yuki

久々に、Dennis Gruenlingのクリップ。

私は彼のジャンプ・ブルースはもちろん大好きですが、一番好きなのはこういうごりごりのブルースだったりします。ソロの始まり(2:14あたり)なんて、もう最高。

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Doug Deming & Dennis Gruenling w/ The Jewel Tones Live

かっこいい!!

2013/05/09

細部追求の旅

Posted in ハープ日記, ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 11:38 pm by Yuki

先日、Ronnie Shellistのコピーをしていると書きましたが、そのちょっと前は、Dennis Gruenlingのコピーをやっていました。こちらも、「音色や音の切り方、フレージングなどのディテールを追求する」 というのがコピーの主な目的です

コピーに使用したのは、デニスが自身のサイトで販売しているマイクのデモンストレーションを行っている映像です。ひとつひとつが短いのでコピーしやすいですし、12 bar の V-IV-I-I に当てはまるフレーズなので、使いまわしが利いて役に立ちそう。短いフレーズでも、ロニーの時と同じで、細部を追求すると切りがないです。同じパターンのフレーズでも全てどこか違っていて、二度と同じ演奏をしないところがデニスらしい。マイクが売れたらその映像は消えてしまいますが(私がコピーしたものも、既にいくつか消えました。)、また新たなマイクが新しい映像と共に紹介されます。この人のアドリブのスキルとストック・フレーズの豊富さには、本当に感心します。

>BadAss Harmonica – Microphones & more

デニス効果とロニー効果で、ちょっと前へ進めた気がする今日この頃 (あくまで自分なりに、ということですけど)。やっぱりコピーって大切ですね。細部追求の旅はまだまだ続きます。

2012/03/05

Sonny Boy Williamson II tribute – Dennis Gruenling

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , @ 10:25 pm by Yuki

ちょっと前に、デニス・グルンリングがアップしていた自身のライブ映像。サニー・ボーイ II の初期のスタイルでの演奏です。「初期のスタイル」 と明確にしているところがおたくっぽいというか、デニスらしいというか。

Sonny Boy Williamson II tribute – “Clownin’ In NYC” – Dennis Gruenling

初期のサニー・ボーイ II といったら、こんな感じでしょうか。

SONNY BOY WILLIAMSON – DO IT IF YOU WANTA – COOL COOL BLUES – TRUMPET 139.wmv

デニスの演奏の大きな特徴の一つは、アンプリファイドのテクニックとそのサウンドだと思うのですが、アコースティックの演奏もやっぱり上手いですね。

2011/05/20

動きがかっこいいハーピスト番付 ・ 本編

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , , , , , , , @ 8:06 am by Yuki

ブルース・ハープ界の色男たち」 に続く、くだらない企画シリーズ第二弾。ということで今回は先日の予告通り、動きがかっこいいハーピスト番付の本編です。では、さっそく行きますよ!

第5位は、片足ロッド

>Rod Piazza

片足に重心をのせて、もう一方の足でリズムを取る姿がかっこいい、ロッドおじ様でございます。0:31 あたりで足元が写ります。ライブ見て惚れそうになりました。「このボーカル・マイクの持ち方はどうなんだろうか?」 という多少の疑問もあばたもえくぼの、最高にセクシーな63才。

第4位は、踊るビッグ・ウォルター

Big Mama Thornton, John Lee Hooker, Big Walter Horton & Dr Ross

以前にも書いたことがありますが、この踊るウォルター様は本当に素敵です。ビッグ・ウォルターって、(残っている他の映像を見る限り) あまり体を動かさなで演奏することが多いと思うのですが、そのイメージとのギャップが良いです。みなさん、女性を落とすにはギャップ、ギャップですよ!あ、でも狙ってやってもだめなんですけどね。

第3位は、トルネード・デニス

Dennis Gruenling – Sweet Home Chicago – Gloucester Blues Festival

うちの夫がデニスのライブを始めて見に行った時、私は日本にいたのですが、ライブの後に、「デニスすごかった!トルネードみたいだった!蛇みたいだった!」 という興奮した電話がかかってきました。その時はなんのこっちゃと思っていたのですが、翌年にライブを見て納得。これはその時の映像ですが、今見てもやっぱり惚れ惚れしちゃいます。シャッフルのリズムに合わせて身体がぐわんぐわんうねる様に動くその姿はまさにトルネード。身体をくねらせながら口を開ける様子は威嚇する蛇 (2:35 あたりくらいからがわかりやすいかと思います)。ちなみに、夫はこのクリップを見るたびに、デニスがこの時自分のアンプを使ったということを自慢します (笑)。私は一緒にピッツァを食べに行ったことが自慢 (爆)。

第2位は、バタ足キム

Kim Wilson, Charlie Musselwhite, Mark Hummel

キム・ウィルソンって、一見演奏している音楽とは関係ないようなところで足を上げたりバタバタさせたりぶらぶらさせたりしますよね。ハープ吹きの夫によると、「この感覚はすごくよくわかる」 とのことですが、私にはどうしてこうなるのかというのは未知の世界であります。でもやっぱりかっこいい。0:52 あたりで、思いっきり盛り上げた後に見せるちょっと攻撃的な表情もいいですね。ステージ上の存在感と歌の上手さも含めて、この人はやっぱり現代ハープ界の王者。

輝く第1位は、役者・サニーボーイ・ウィリアムソン II

Sonny Boy Williamson – Nine below zero

このサニー・ボーイ2世のクリップを見るたびに、大うけ (良い意味で。) する私です。ドレスアップしてお行儀良く聞いている観客がまたおかしい。最後の足の伸びもポイントが高いです。私は演奏家というのは、自分自身のストーリーを自分自身の言葉で語る役者のようなものだと思っています。歌詞がある場合はもちろんですが、歌なし、楽器だけの演奏でもそれは同じで、レッスンでもそういう話をよくします。このクリップのサニー・ボーイ2世の雰囲気の作り方はすごいですね。演奏を始める前から曲の世界に入り込んで、その空気に観客を飲み込んでいく様は、クラシックの演奏家にも似たものがあります。ということで、めでたくこの方が1位!

さて今回、特別賞もあります。

特別賞は、尻振りジュニア・ウェルズ

>Junior Wells – What’d I Say.mpg

ジュニア・ウェルズは激しいパフォーマンスの映像がけっこう多く残っているので、それを1位から5位までに入れても良かったのですが、今回私が取り上げたかったのはハーモニカを吹かずに “What’d I Say” を歌って踊りまくるクリップだったので、特別賞ということにしました。のっけからハイテンションで首を振るジュニア・ウェルズ。ん~感じてますね~バックビート。それからすぐにお尻をふりふりする様子がアップになりますが (0:21 と 0:45 あたり)、なんでしょうか、やっぱりカメラの人は目が行っちゃったんでしょうかね。グッド・ジョブです。2:12 あたりからもかなり振ってますね。まさに特別賞にふさわしい強烈なパフォーマンスです。

それから、オギさんに悪知恵を入れられて、激励賞というのも作りました。この賞は、動きがかっこ悪いハーピストに与えられるものです。

激励賞は、棒立ちジェリー

>Muddy Waters – Blow Wind Blow

ジェリー・ポートノイのファンのみなさま、どうか怒らないでくださいね。このブログでも書いてきた様に、私もジェリーの演奏は好きなんです。なんですが、この人はなぜにいつも、ほとんど直立不動なのでしょうか?ちょっと前かがみで上半身が固まっている感じで、肩もこりそうだし・・・。このちょっと抑制した感じがジェリー・ポートノイの良いところなのかもしれませんが、たまに 「Go Jerry! Go wild! Go crazy!」 と激励の叫びを上げたくなることがある私です。不自然に動き回るハーピストよりはずっと良いですけどね。それに何しろ、演奏が上手ければ身体の動き方なんてどうでも良いことなのですが。しかし何ですね、現在も素敵ですが、この頃のウィリー・スミスはかっこいいですね。セクシーですね (またそういう話・・・)。息子のケニー君もお父さんの若い頃にそっくりで、男前であります。

みなさま、独断と偏見による 「動きがかっこいいハーピスト番付」、いかがでしたでしょうか。みなさまのご想像通りデニスが1位でも良かったんですけどね、今回はセクシーさに限らないかっこよさということで、こういう結果となりました。でもやっぱりこういう番付は、生でライブを見たことのある人が入っちゃいますね。リック・エストリンなんてライブを見たら、すぐさまトップになりそうです。この方のライブはぜひぜひ見てみたい。こういう写真だけでもう大うけ。

くだらない企画にお付き合いありがとうございました。

2010/12/04

Jump Time!

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 10:12 pm by Yuki

Dennis Gruenling & Jump Time の最近のライブの模様が、YouTube にアップされていました。

2001年に最新のアルバムをリリースしたきりで、近年は Jump Time としての活動からは遠のいていたデニス・グルンリング。なので、この映像は Jump Time ファンにとってはかなりうれしいものではないでしょうか。私は大興奮しました。もう、かっこいいったらないです。新しいアルバムをリリースしたり、バンドとしてツアーに出たりしてほしいなあ。

>Blues Harmonica – Dennis Gruenling – “Jump Time”

>Blues Harmonica – Dennis Gruenling – “It’s Obdacious”

先日のクリップようにシカゴ・ブルースを演奏する時と、今回のようにジャンプ・ブルースを演奏する時では、音の選び方とか、どういうところに演奏の重点を置くかなど、アプローチの仕方が違うことが明らかで、そういうところも聞いていておもしろいです。

彼のようなトップ・プレイヤーを捕まえて言うのも変な話ですが、デニス、上手くなりましたよね。いや、上手かったのは前からですが、YouTube のビデオなんかを見ていると、年を追うごとにどんどん上手くなっている。パワーアップしている。インプロヴィゼーションのスキルと演奏の幅の広さにおいて、この人の右に出るプレイヤーはいないのではないかと思います。私はリトル・ウォルターとデニス・グルンリングは、一日中聞いていても飽きることがありません。

2010/11/23

最近のお気に入り

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , @ 11:49 am by Yuki

最近 YouTube で見て気に入ったクリップを2つ。

まずは、ええと、やっぱりデニス (Dennis Gruenling) です。すみません。

>Blues Harmonica – Dennis Gruenling – You Got It

アダム・ガッソーが自身のフォーラムでべた褒めしていたクリップです。この人は、まあいつものことではありますが、ひとつひとつのフレーズや音の表情が素晴らしい。バッキングアップをする時と、ぐっと前に出る時のめりはりも。この演奏は、リトル・ウォルターとキム・ウィルソンがかなり、それとビッグ・ウォルターがちょっと入っている気がしますが、それでもやはりデニスの音とスタイルです。

それから、ポール・ラム (Paul Lamb) のクリップ。

>Blues harmonica classic “Easy”

ビッグ・ウォルターの “Easy” ですけど、こちらもやはりポールの音がします。特に1:35を超えたあたりからが楽しい。

2010/10/15

リトル・ウォルターのコピー

Posted in ハーモニカ・プレイヤー, ハーモニカ以外 tagged , , , , @ 3:25 pm by Yuki

エリック・クラプトン (Eric Clapton) の新しいアルバムにキム・ウィルソン (Kim Wilson) が参加しているというので、Spotify で聴いてみました。キムが演奏しているのは、リトル・ウォルター (Little Walter) の “Can’t Hold Out Much Longer” と、スヌーキー・プライアー (Snooky Pryor) の “Judgement Day” の2曲。”Judgement Day” の方は、キムらしいフレージングの演奏で、「さすがキム!」 などと思ったりしたのですが、”Can’t hold Out Much Longer” のイントロとソロは、かなり厳密なウォルターのコピー。「キム・ウィルソンがリトル・ウォルターを正確にコピーするとどうなるか」 という点としてはおもしろいですが、私は個人的には、キム自身のテイストをもっと取り入れた演奏の方が良かったのでは?と思います。ブルース・ハープを学ぶには、オリジナルを一音一音正確にコピーするという行為は欠かせないことではありますけれど、最終的には自身のテイストで演奏するというアプローチの方が私の好みです。

リトル・ウォルターのコピーで私が特に好きなのは、リック・エストリンとロッド・ピアッツァ。リック・エストリンのこの “Juke” は、とりわけすごいと思います。
Rick Estrin & the Nightcats “Juke”

キム・ウィルソンも “Oh Baby” などはすごく好きです。先日話題にした Amanda’s Rollercoaster では、デニスが “Juke” をサード・ポジションで演奏しているクリップがありましたね。これもおもしろかったです。(このクリップは最近、YouTube から消されてしまったようで、残念です!)

全くの余談ですが、エリック・クラプトンといえば、彼が70年代に公の場 (自身のコンサート会場) で、人種差別的発言をしたことは有名な話ですね。イギリスにおける移民問題についての発言でしたが、その内容は、「イギリスは白人の国であって、有色人種の移民を受け入れるべきではない」 という、人種差別以外の何物でもありませんでした。更に彼がそこで使った言葉は、”black wogs”, “fucking Jamaicans”, “coons” など、軽蔑に満ちたひどいものばかりです。クラプトンはその後、「自分は人種差別主義者ではない」 と言ってはいますが、このコンサートでの発言を撤回したり、謝罪の言葉を述べたり、などということは今日までしていません。数年前においても彼は、移民問題に対する自分の意見は変わらないし、自分はやはり Enoch Powell* を支持する、という発言をしています。

有名なミュージシャンの中には人格に問題がある人も多いので (日本にも、障害者いじめをしていたことをインタビューで悪びれる様子もなく話していたミュージシャンなどがいますね。)、そういう意味ではさほど驚くべきことでもないのかもしれませんが、ブルースなどのブラック・ミュージックを演奏して金儲けをしているクラプトンがこういう発言をしたというのは (彼がブルースという音楽を世に広める貢献をしたという事実はあるにしても)、やはり許せないことであると感じます。

おそらくクラプトンは、ブルースという音楽に本当に魅せられたからこそ演奏しているのだと思うし、黒人のブルース・ミュージシャン達を尊敬しているのだろうとも思います。でもそれと、自分の国に移民を受け入れることとは、彼の頭の中では別の問題なのだと思います。黒人の音楽は好きだけれど、自分の国に黒人が増えるのは困るのだ、と。そういう考え方の人が世の中に存在するということは、日本という移民に対して閉鎖的な国で育った私は、なんとなく想像ができます。

* イノック・パウエル。イギリスの保守派の政治家で、その移民問題に関する演説は人種差別的であるという物議をかもし出した。クラプトンはこの70年代のコンサートで、パウエルを支持するという発言をしている。

2010/10/09

Amanda’s Rollercoaster

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , @ 10:43 am by Yuki

日本ではどうなのかわかりませんけれども、こちらでは、「夫婦そろってハープおたく」 という例は少ないようです。男性が圧倒的に多いブルースハープ界ですが、ギグやジャム、コンサートやフェスティバルなどに、奥さんやガールフレンド同伴で来る人は非常に少ない。女性のハープ吹きもたまにいますが、こちらも、旦那さんやボーイフレンドを連れて来る人はあまり見かけません。中には、奥さんがブルース嫌いとか音楽嫌い、という人までいます。

それで私はたまに、「あなたがこうやって、一緒にジャムをしにでかけたり、コンサートを聞きに行ったり、ブルース・ハープについてディープな話ができる妻を持てたのは、幸せなことだと思う」 などと夫に言って、誇大妄想気味に妻のありがたみの押し売りをしたりするわけです。それで夫が同意しようものなら、更に調子にのって、「有名なプレイヤーでもそういう例は少ないんじゃないかなあ。ロッドとハニーくらいじゃない?」 などと暴言を吐いたりします。そこで夫が言う言葉は・・・

「いや、アマンダがいる。」

ああ、そうでした。アマンダ。キムのパートナー、いえ、最近結婚したようなので、奥さんです。

前置きが長くなりましたが、ブルース・ラバーである彼女がオーガナイズしたブルース・フェスティバル “Amanda’s Rollercoaster” の模様が YouTube にアップされております。キムはもちろん、James Cotton, Hubert Sumlin, Junior Watson, Jerry Portnoy, Joe Filisko, Dennis Gruenling, RJ Mischo, Lazy Lester などが三日間にわたって演奏する、なんとも贅沢なイベントです。

YouTube で “Amanda’s Rollercoaster” を検索したら、色々と見られると思います。私はやっぱりデニスが好き。この人の演奏は、すぱっと私のツボにはまるんですよね。このスロウ・ブルースは特にすごい。デニスの演奏を聴くと、いつもハープが吹きたくなります。

Amanda’s Rollercoaster / Dennis Gruenling #2

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