2009/03/10

Eddie Martin - ワンマン・バンド

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , , @ 11:19 pm by Yuki

忙しかった仕事にやっと一段楽ついて、疲れが出たのか気が緩んだのか、風邪をひいてしまいました。症状はそれほどひどくはないのですが、人にうつしては申し訳ないので、今日はやむなく仕事はお休みです。有給や病欠給のないフリーのピアノ弾きというのは、こういう時は辛いものがあります。

それはさておき。
先週末は、エディ・マーティン (Eddie martin) のバンドのギグにゲスト参加。エディについては以前書いたことがあるので、よかったらそちらをご覧ください。
Eddie Martin
身体で感じて演奏する

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久しぶりに彼のサイトを見てみたら、最近リリースされたDVDからのクリップがアップされていたので、今日はその中から、アコースティックのワンマン・バンドの演奏を紹介したいと思います。
Eddie Martin – Shake Your Hips & One Man Band Rag

エレクトリック・バンドの演奏もかっこいいですが、私はエディのワンマン・バンドの演奏がすごく好きなのです。もともと、ドクター・ロス (Dr. Ross) やジョー・ヒル・ルイス (Joe Hill Louis) に影響されてブルースに入った人なので、ワンマン・バンドは彼の音楽の原典のようなものなのだと思います。

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ギターもハーモニカも歌も、全て独学で身につけたというエディ。ハーモニカは裏返し (左右反対) です。ソニー・テリー (Sonny Terry) と一緒ですね。うちの夫は、彼のギター・ワークショップに参加したことがあるのですが、エディがいかに、様々なギタリストのスタイル (ミシシッピ・ジョン・ハート、T-ボーン・ウォーカー、マディ・ウォーターズなどなど・・・。) を弾くことができるかということに驚き、感心しておりました。自分のスタイルを築き上げた人というのは、やはり先代の演奏をしっかりと学んでいるのだと思います。

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2009/01/01

丑年ハーピスト

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , , @ 2:46 pm by Yuki

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

丑年ということで、新年一発目のブログは、丑年ハーピスト特集でございます。調べてみたところ、ドクター・ロス (Dr. Ross)、ジミー・リード (Jimmy Reed) が1925年生まれ、リック・エストリン (Rick Estrin) が1949年生まれで丑年のようです。

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>Dr. Isaiah Ross – Feel So Good

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Jimmy Reed – High and Lonesome

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Rick Estrin – Marion’s Mood

丑年の人は、温厚で慎重な努力家なのだとか。
ドクター・ロスとジミー・リードは、スタイルは違いますが、ギターを弾きながらラックを使っての演奏が多かったことにも共通点がありますね。

リック・エストリンの “Marion’s Mood” の Marion というのは、言うまでもなく、Marion Walter Jacobs (リトル・ウォルター) のことですね。かっこいいっす。ぜひ生でライブを見てみたいハーピストの一人であります。

今年もディープにブルース・ハープいたしましょう!

2008/10/16

踊るビッグ・ウォルター

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , @ 9:50 pm by Yuki

先日、私の大好きなビッグ・ウォルターの映像について触れましたが (>ブルース・ハープ界の色男たち)、もうひとつすごく好きなビッグ・ウォルターの映像があるので、今日はそれを紹介します。先日と同じく “American Folk Blues Festivel” からのシーンで、ビッグ・ママ・ソーントン (Big Mama Thornton)、ビッグウォルター、J.B. ルノアー(J.B. Lenoir)、ドクター・ロス (Dr. Ross)、ジョン・リー・フッカー (John Lee Hooker) という豪華な顔ぶれがハーモニカを順繰りに吹くジャム・セッションの模様です。

Down Home Shakedown

ビッグ・ウォルターは、まあ当たり前ですが、さすがに際立って上手いですね。ドクター・ロスの音色もいい。ビッグママはいつ見てもすごい迫力。うちには “Gunsmoke Blues” というDVDがあって、そこでも彼女はジョージ・スミスと睨み合ったり、マディとマイクロフォンを奪い合ったりしているのですが、こんなことができるのは女性でも男性でもこの人しかいないような気がします。

このジャムを見ていておもしろいと思ったのは、自分のソロを終えて次の人にバトンタッチするのが、12bar の終わりだとは限らないということです。例えば、6小節目でソロを終えて次の人は7小節目から始める、というようなことが3回ほどあります。これは見ていてすごく興味深かったです。それから、バンドもやっぱり上手いですね。ドクター・ロスからジョン・リーに渡ったところでは、12小節のところが11小節になったりもしていますが、それでもぐだぐだになったりしないのは、自分以外のプレイヤーが何をやっているかを、全員がきちんと聞いているからだと思います。

そして、何といってもこの映像で注目すべきは、ノリノリですごく楽しそうに踊るビッグ・ウォルター。4:18 あたりで、ハーモニカを吹きながら後退する姿も見どころ。こんなウォルターは他では見たことがないので、なんだかこちらまでうれしくなってしまいます。しかも、踊る姿がすごく様になっていて素敵。こういうのを見ると、「生まれた時からブルースを聞いて育ってきた人は違うなあ」 と思わずにはいられません。

ウォルター様。そんなに優雅に踊らないで下さい。好きになってしまうじゃないの。ああ、一緒に踊りたい。向かい合って、見つめ合って、微笑み合って踊りたい、、、って、今日はまともな記事を書くと予告したんでしたね。あほモードに入ってきたので、この辺で切り上げます。明日こそは!