2011/05/20

動きがかっこいいハーピスト番付 ・ 本編

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , , , , , , , @ 8:06 am by Yuki

ブルース・ハープ界の色男たち」 に続く、くだらない企画シリーズ第二弾。ということで今回は先日の予告通り、動きがかっこいいハーピスト番付の本編です。では、さっそく行きますよ!

第5位は、片足ロッド

>Rod Piazza

片足に重心をのせて、もう一方の足でリズムを取る姿がかっこいい、ロッドおじ様でございます。0:31 あたりで足元が写ります。ライブ見て惚れそうになりました。「このボーカル・マイクの持ち方はどうなんだろうか?」 という多少の疑問もあばたもえくぼの、最高にセクシーな63才。

第4位は、踊るビッグ・ウォルター

Big Mama Thornton, John Lee Hooker, Big Walter Horton & Dr Ross

以前にも書いたことがありますが、この踊るウォルター様は本当に素敵です。ビッグ・ウォルターって、(残っている他の映像を見る限り) あまり体を動かさなで演奏することが多いと思うのですが、そのイメージとのギャップが良いです。みなさん、女性を落とすにはギャップ、ギャップですよ!あ、でも狙ってやってもだめなんですけどね。

第3位は、トルネード・デニス

Dennis Gruenling – Sweet Home Chicago – Gloucester Blues Festival

うちの夫がデニスのライブを始めて見に行った時、私は日本にいたのですが、ライブの後に、「デニスすごかった!トルネードみたいだった!蛇みたいだった!」 という興奮した電話がかかってきました。その時はなんのこっちゃと思っていたのですが、翌年にライブを見て納得。これはその時の映像ですが、今見てもやっぱり惚れ惚れしちゃいます。シャッフルのリズムに合わせて身体がぐわんぐわんうねる様に動くその姿はまさにトルネード。身体をくねらせながら口を開ける様子は威嚇する蛇 (2:35 あたりくらいからがわかりやすいかと思います)。ちなみに、夫はこのクリップを見るたびに、デニスがこの時自分のアンプを使ったということを自慢します (笑)。私は一緒にピッツァを食べに行ったことが自慢 (爆)。

第2位は、バタ足キム

Kim Wilson, Charlie Musselwhite, Mark Hummel

キム・ウィルソンって、一見演奏している音楽とは関係ないようなところで足を上げたりバタバタさせたりぶらぶらさせたりしますよね。ハープ吹きの夫によると、「この感覚はすごくよくわかる」 とのことですが、私にはどうしてこうなるのかというのは未知の世界であります。でもやっぱりかっこいい。0:52 あたりで、思いっきり盛り上げた後に見せるちょっと攻撃的な表情もいいですね。ステージ上の存在感と歌の上手さも含めて、この人はやっぱり現代ハープ界の王者。

輝く第1位は、役者・サニーボーイ・ウィリアムソン II

Sonny Boy Williamson – Nine below zero

このサニー・ボーイ2世のクリップを見るたびに、大うけ (良い意味で。) する私です。ドレスアップしてお行儀良く聞いている観客がまたおかしい。最後の足の伸びもポイントが高いです。私は演奏家というのは、自分自身のストーリーを自分自身の言葉で語る役者のようなものだと思っています。歌詞がある場合はもちろんですが、歌なし、楽器だけの演奏でもそれは同じで、レッスンでもそういう話をよくします。このクリップのサニー・ボーイ2世の雰囲気の作り方はすごいですね。演奏を始める前から曲の世界に入り込んで、その空気に観客を飲み込んでいく様は、クラシックの演奏家にも似たものがあります。ということで、めでたくこの方が1位!

さて今回、特別賞もあります。

特別賞は、尻振りジュニア・ウェルズ

>Junior Wells – What’d I Say.mpg

ジュニア・ウェルズは激しいパフォーマンスの映像がけっこう多く残っているので、それを1位から5位までに入れても良かったのですが、今回私が取り上げたかったのはハーモニカを吹かずに “What’d I Say” を歌って踊りまくるクリップだったので、特別賞ということにしました。のっけからハイテンションで首を振るジュニア・ウェルズ。ん~感じてますね~バックビート。それからすぐにお尻をふりふりする様子がアップになりますが (0:21 と 0:45 あたり)、なんでしょうか、やっぱりカメラの人は目が行っちゃったんでしょうかね。グッド・ジョブです。2:12 あたりからもかなり振ってますね。まさに特別賞にふさわしい強烈なパフォーマンスです。

それから、オギさんに悪知恵を入れられて、激励賞というのも作りました。この賞は、動きがかっこ悪いハーピストに与えられるものです。

激励賞は、棒立ちジェリー

>Muddy Waters – Blow Wind Blow

ジェリー・ポートノイのファンのみなさま、どうか怒らないでくださいね。このブログでも書いてきた様に、私もジェリーの演奏は好きなんです。なんですが、この人はなぜにいつも、ほとんど直立不動なのでしょうか?ちょっと前かがみで上半身が固まっている感じで、肩もこりそうだし・・・。このちょっと抑制した感じがジェリー・ポートノイの良いところなのかもしれませんが、たまに 「Go Jerry! Go wild! Go crazy!」 と激励の叫びを上げたくなることがある私です。不自然に動き回るハーピストよりはずっと良いですけどね。それに何しろ、演奏が上手ければ身体の動き方なんてどうでも良いことなのですが。しかし何ですね、現在も素敵ですが、この頃のウィリー・スミスはかっこいいですね。セクシーですね (またそういう話・・・)。息子のケニー君もお父さんの若い頃にそっくりで、男前であります。

みなさま、独断と偏見による 「動きがかっこいいハーピスト番付」、いかがでしたでしょうか。みなさまのご想像通りデニスが1位でも良かったんですけどね、今回はセクシーさに限らないかっこよさということで、こういう結果となりました。でもやっぱりこういう番付は、生でライブを見たことのある人が入っちゃいますね。リック・エストリンなんてライブを見たら、すぐさまトップになりそうです。この方のライブはぜひぜひ見てみたい。こういう写真だけでもう大うけ。

くだらない企画にお付き合いありがとうございました。

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2008/10/15

ブルース・ハープ界の色男たち

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , , @ 9:21 pm by Yuki

今日は私の独断と偏見で、ブルース・ハープ界の色男たちについて書きたいと思います。ここではあくまで、ルックス又はハープを吹いている姿を重視します。しかも、「いい男」 ではなくて、「色男」 です。要はセクシーな男性ですね。例えばソニー・ボーイ・ウィリアムソン2世なんかはすごく味のある顔をしているし、汗だらだらで吹きまくる若き日のジェームズ・コットンも最高にかっこいいとは思いますが、そういうのは私の中の色男とはちょっと違うので、今回は入れません。また何の役にも立たないアホな企画ですね。でもいいじゃないですか。こういうのは男性ブロガーの方はあまり書かないだろうし。

さあ、行きますよ!ハープ界の色男第3位は!

若い頃のジュニア・ウェルズ。これはもう文句なしにかっこいいでしょう。髪型や服装にも気を使っていて、おしゃれな感じ。

続いて第2位!

意外かもしれませんが、若き日のビッグ・ウォルター・ホートンです。この写真は、”American Folk Blues Festivel” で演奏するウォルターです。私はこの映像がとても好きなのです。うちにDVDがあるのですが、このビッグ・ウォルターのシーンは数えきれないくらい繰り返し見ました。派手な動きをするわけではないけれど、たたずまいやハープの持ち方が非常にエレガントです。目をきょろきょろさせて、ちょっと神経質っぽいところも私の女心を刺激します (は?)。

さて、輝く第1位ですが、このブログを読んで下さっている方々は容易に想像がつきますね。

私のハープ・ヒーロー、デニス・グルンリング。きゃ~~!!!(あほ丸出し。)
このライブを見て以来、惚れっぱなし。

私の独断と偏見による上位3位には入りませんでしたが、他に女性に人気のありそうな色男は、若き日のリトル・ウォルターとか、

素敵に年を重ねているチャーリー・マッセルホワイト、ロッド・ピアッツァ、アダム・ガッソー。

髪型がころころ変わるけれど、髪が長めの時が特に私好みなジェイソン・リッチ。

それから、ビリー・ブランチなんかも巷の女性にはけっこう人気があるようです。

知り合いのハーピストがビリー・ブランチを観に行った時、一緒にいた彼の恋人は、ビリーが演奏を始める前から、もうぼ~っと見とれていたのだそうです。この話を聞いたうちの夫は、「デニスに会った時の君みたいだよね」 と言っていましたが、そ、それは違う!!私はライブの前に会って話した時は特に何とも思わなくて、演奏している姿を見て初めて 「ひゃ~かっこいい!」 とぶっとんだのです。その後はもう何してても (歩いているだけでも) かっこよく見えてしまうんですが、まあそれはさておき、やきもちを焼くといけないから載せておこう。

なんだかんだ言っても本命はこの人、ジョン・ヴォーン (夫)。

こんなしょうもない企画 (でも書いていてすごく楽しかった。) におつきあいいただきまして、ありがとうございました。次回はもう少しまともな記事を書きます。

2008/06/04

Hoodoo Man Blues – Junior Wells

Posted in CD tagged @ 9:35 pm by Yuki

言わずと知れた、ジュニア・ウェルズ (Junior Wells) の名盤。ハーモニカ・プレイヤーに限らず、ブルースを演奏する人にとっては、マストな一枚と言ってもいいのではないでしょうか。

私はがんがん弾き倒す (ハーモニカだと 「吹き倒す」 とか 「吸い倒す」 と言うのが正しいのでしょうか?) ブルース・プレイヤーというのは好きではありません。ジェイソン・リッチ (Jason Ricci) などは大好きですが、彼はあくまで例外で、普段はたっぷりと間を空けて演奏されるブルースを好みます。ジュニア・ウェルズは、センスが良くて、味があって、決して吹き過ぎない (吸い過ぎない) ところが大好きなプレイヤーです。ギターのバディ・ガイ (Buddy Guy) は、ジュニア・ウェルズの他のアルバムにも参加していますが、私はこの二人のかもし出す音楽がとても好きです。

あまり語られることはないようですが、アルバムのタイトルにもなっている “Hoodoo Man Blues” は、サニー・ボーイ・ウィリアムソン 一世 (Sonny Boy Williamson I) の “Hoodoo Hoodoo” をカヴァーした曲です。”Good Morning Schoolgirl” や “Early in the Morning” なども、 サニー・ボーイ一世のカヴァー。(サニー・ボーイニ世の影に隠れて、正当な評価がされない傾向にあるサニー・ボーイ一世については、後日改めて書きたいと思います。)
ビッグ・ママ・ソーントン (Big Mama Thornton) の歌った “Hound Dog” や、エルモア・ジェイムズ (Elmore James) の “Look on Yonder Wall” のカヴァーにしてもそうですが、オリジナル曲を尊重しつつ、センスよく自分のものにして行く、ジュニア・ウェルズのアレンジ力は素晴らしいです。