2008/08/26

Champagne and Reefer

Posted in CD tagged , @ 6:54 pm by Yuki

ブルースについて話をする時、”pelvis” とか “pelvic” とかいう言葉を耳にすることがあります。ブルースは腰で感じる音楽なのでしょうか。

私が “pelvic” だなあと感じる曲のひとつに、マディ・ウォーターズ (Muddy Waters) の “Champagne and Reefer” があります。以前紹介したアルバム、”King Bee” に収められている曲です (>King Bee)。うちのバンドでも、最近レパートリーに加えました。この曲はコード進行が変わっているのですが、それがまたなんとも気持ちが良いんですね。慣れるのにちょっと時間がかかりますが、何度か繰り返すうちに、身体で覚えて自然に演奏できるようになります。12 bar の感じで次のコードに行きたくなるところをぐっと押さえて、じらしてから次のコードに移る感じがたまらなく好きです。

YouTube で、スタジオとライブの両バージョンを聞くことができます。
>Muddy Waters – Champagne & Reefer (studio)
>Muddy Waters – Champagne & Reefer (live)

ハーモニカは、ジェリー・ポートノイ (Jerry Portnoy)。

相変わらずお手本のような演奏をしていて、それがこの人が批判されてしまう理由でもあるわけですが、私はやっぱり好きですね。確かに批判したくなる人の気持ちもわかるのですが、彼の完璧な演を聞いていると、ハーピストの中のハーピストなんだよなあ、と思わずにはいられません。

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2008/07/23

King Bee – Muddy Waters

Posted in CD tagged , @ 8:55 am by Yuki

マディ・ウォーターズ (Muddy Waters) の最後のスタジオ・レコーディング。
これよりも好きなマディのアルバムはあるのですが、ジェリー・ポートノイ (Jerry Portnoy) の演奏が光っているので、今日はこのアルバムを選びました (何といっても、ハープブログですからね)。

ジェリーの吹くハーモニカは、ダーティ (dirty) でダーク (dark) な音色が特徴ですが、このアルバムは全体にヘビーなサウンドなので、彼の演奏が一段とぴったりくるような気がします。

「ジェリー・ポートノイは確かに上手いけど、安全牌を切ってばかりで、ライブはつまんない」 という話をある人から聞いたのですが、このアルバムのセクシーで淫らな音色を聞いていると、「そんなことどうでもいい!やっぱりジェリーはかっこいい!」 という気分になります。このアルバムを聞くと、いつも 「おおおお、dirty!」 とか、「う~ん、naughty!」 とか叫びたくなってしまう私です。

ジェリーとは関係ないのですが、私は、このアルバムの裏のマディの写真がすごく好きです。

ボブ・マゴーリン (Bob Margolin) によるライナー・ノーツには、このアルバムについての裏話が書かれているのですが、それを読みながらこのマディの写真を見ていると、なんだかとても切なくなります。