2014/03/07

驚きと情熱と尊敬と

Posted in ハープ日記, ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 11:54 am by Yuki

先日、生徒さんの一人がモーツァルトのソナタを持ってきました(私はピアノを教える仕事をしています)。

モーツァルトのソナタの中では比較的簡単なもので、 私がこの曲を学んだのは大昔(確か10代の始め頃)ですが、 久しぶりにこの曲にじっくりと触れる機会を持って、改めてモーツァルトは天才だったんだなあ、と大感動しております。レッスン中もついつい、「ここ、すごいよね。天才だよね!」などという話をしてしまう。

モーツァルトに限らず、曲や作曲家に対する驚きを持ち続けるというのは、教えたり演奏したりする立場の人間にとって、とても大事なことだと思うのです。「うあ~、またこの曲かあ。」という姿勢はできれば避けたい。退屈な曲(試験の課題曲とか生徒さんの希望で、そういうのをやらなければいけないこともあります。)だと確かにそういう時もありますけれども、素晴らしい曲というのは、聞く度、演奏する度に、新しい驚きがあるものだと思います。

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(モーツァルトは実は下ネタ好きだった。)

ブルースでは、去年の夏頃からずっとジョン・リー・ウィリアムスン(サニー・ボーイ・ウィリアムスン I )ばかり聞いていますが、この人は本当に飽きません。聞けば聞くほど凄さが身に沁みます。好きで好きでたまらなくて、聞いた後に「うあああ!大好きだあああ!」って叫びたくなる。そんぐらい好きです。

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曲や演奏に対する驚きと、演奏することや教えることに対する、まあちょっと気恥ずかしい言葉ですが情熱みたいなものと、そういう音楽を作り出した人達を尊敬する心は、いつも忘れずにいたいと思います。

2014/02/21

Sonny Terry と Sonny Boy Williamson I

Posted in ハーモニカ・プレイヤー, 自分の録音・録画 tagged , @ 2:18 pm by Yuki

最近練習している曲を、ちょっとまとめて録音してみました。

まずは、しつこく練習しているサニー・ボーイ1世。サニー・ボーイ I の中でも大好きな曲ですが、非常に大変です。ブレス・パターンとか、アタックの仕方とか、3穴ベンドのコントロールとか、ハーモニカだけでも大変なのに、歌の部分も忙しいのであっぷあっぷしちゃいます。唾を飲み込む暇もない(ハーモニカではこれがけっこう重要だったりするのですが)。

それから、去年の暮れから始めたサニー・テリー。基礎はジョー・フィリスコ大先生のインストラクションで学びましたが、耳コピもたくさんしました。これからまだまだ練って行く予定です。やっぱり難しいなあ、サニーおじさん。

そして、またしつこくサニー・ボーイ1世。これも大好きな曲です。サニー・ボーイ I の曲は2曲とも夏ぐらいからやっています。以前の録音に比べたら、だいぶサニー・ボーイっぽくなったかなあ、、、。この人は本当にテクニシャンなので、そんなに難しく聞こえないちょっとしたフィルインとかも実は難しいです。

2013/10/11

Sloppy Drunk / Look on Yonder Wall

Posted in 自分の録音・録画 tagged @ 11:00 am by Yuki

最近アップした動画を2つ。

まずは、しつこくサニー・ボーイ・ウィリアムスン I (ジョン・リー・ウィリアムスン)のコピーです。完コピではないですが、サニー・ボーイ I のコピーをやるにあたって大きな難関となっている、シャープさスウィートさ、ラフさとデリケートさが共存している感じとか、音楽の弾む感じは少しは出せたかなあと思います。まだまだですけどね。。。

それから、あんまりサニー・ボーイ I のコピーばっかりやってるのもさすがにきついので、それと平行してこういうのもやっています。これまたブルースの名曲ですが、ファンキーな感じでやってみました。2ndポジションですが、途中、ソロで3rdポジションも使っています。

私はハーモニカを吹く時は、集中できるので目をつぶることが多いのですが、ハーモニカを持ち替える時もなぜか目をつぶったままで、手探り状態になっています(笑)。多分、集中力を切らしたくなかったからだと思いますが、こうやって見ると笑えます。それにしても、誰かのコピーをするよりは、こういうのやる方が断然楽だなあ。って当たり前か。。。

2013/10/03

初期のLittle Walter、Big Walter

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged , , @ 11:17 am by Yuki

ものすごく久しぶりにこれを聞いたら、たまげた。初期のリトル・ウォルターです。

Little Walter – Blue Baby

リトル・ウォルターの初期の演奏に、サニー・ボーイ・ウィリアムスン I の影響が強く見られることは有名な話ですが、この曲は特にすごい。細かいニュアンスや音色までまんまサニー・ボーイ1世のスタイルです。私は最近、サニー・ボーイ I のコピーを始めたので、リトル・ウォルターのこだわりがすごくよくわかって、感動すら覚えます。レコードしかない時代に、大変だったろうに(CDやパソコンの方が、聞き返したりする作業が断然楽ですよね)。

天才リトル・ウォルターも、自分のスタイルを作り上げる前は、先代の演奏をしっかりお勉強したんですね。しかし、ここからあのスタイルに発展させたというのは奇跡に近いというか、やはり天才の成せる技、という気がします。でも、後にリトル・ウォルターが生みだした独自のスタイルも、よく考えてみると、サニー・ボーイ1世のスタイルを学んだからこそ、という面も多いでしょうね。スウィング感とか、音楽の弾む感じとか、特に。

さて、サニー・ボーイ・ウィリアムスン I のスタイルを学んだのは、リトル・ウォルターだけではありません。初期のジュニア・ウェルズなんかもそうですけれども、今日はビッグ・ウォルターのこれ。

Walter Horton – Blues In The Morning / Little Boy Blue

特に2曲目の Little Boy Blue(2:53あたりから)がサニー・ボーイ I 入っています。

サニー・ボーイ I のコピーは、やればやるほど、「この人は本当にすごいテクニシャンだったんだなあ」と思います。彼の演奏はシンプルに聞こえますが、実は高度なテクニックがないとできないことばかり(なので私は苦労しています)。

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みんなここから始まった。

2013/09/24

Sugar Mama – Sonny Boy WIlliamson I

Posted in 自分の録音・録画 tagged @ 9:51 pm by Yuki

懲りずにサニー・ボーイ・ウィリアムスン1世(Sonny Boy Williamson I)こと、ジョン・リー・ウィリアムスン(John Lee Williamson)のコピーをやっています。Sugar Mamaです。最初のソロはジョン・リーのコピー、2番目のソロはなるべくジョン・リーっぽいスタイルで自分なりにやってみました。

ハーモニカはHohnerのCrossoverですが、最近ジョン・リーのコピーばかりやっているので、自分で純正律にチューニングし直しました。

夏にジョー・フィリスコ大先生にアドバイスをいただいて、ハーモニカを持つ時の左手の形を少しだけ変えたのですが、こうして見てみるとできている時とできていない時があります。自分の演奏を聞いたり見たりするのって気恥ずかしいし、ぼろが見えるので嫌ですが、よい勉強になりますね。はー、また明日からがんばろう。

2013/09/20

チューニングを学ぶ

Posted in ハーモニカ小物 / お手入れ tagged , @ 10:04 pm by Yuki

あああ・・・。ついに私のハープおたく度ここまで来てしまいました。ハーモニカのチューニングとかセッティングとかは、自分でやるのはこれまで避けてきたのですが、最近はチューニングも自分でやってます。それだけならまだましなのですが、チューニングをするとギャッピングの設定などが多少変わってしまうことがあるので(私のやり方が悪いだけかもしれませんが)、それを修正するためにギャッピングにも興味が出てきてしまったという。

tuning

ハーモニカに限らず、もともと楽器や機材自体にあまり興味がない人間なので、ハーモニカをいじるのとかも興味なかったんです。分解して洗うとか、リード・プレートの端を削るとかはさすがにしますけれども、それ以上の事は難しそうだし覚えるの大変そうだし、そんなことに費やす時間があったら練習したい!という感じでパスしてきました。しかしですね、C調一本でやっていた頃は良かったのですが、さすがに本数が増えてくると、すべて夫に頼むというのも気がひけてきます。夫の他にもカスタムやっている友達や知り合いもいますが、その度にお金や時間(ハーモニカを届けに行ったり、郵送したりする時間、チューニングが出来上がるのを待つ日数)がかかるよなあ・・・と考えているうちに、「自分のハーモニカくらい自分でチューニングできるようになろう」と思ったわけです。それから、夏にワークショップでお会いしたジョー・フィリスコ大先生の影響も実はちょっとあったりします。ジョーのハーモニカはすべて完璧にチューニングされていてました!レッスンを受けていて、彼の耳の良さや、ハーモニカの響きに対する敏感さ、楽器の歴史や構造に対する深い理解などをありありと感じたこともあり、ちょっとでもそれに近づけたらいいな、と思ったのです。

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現在、私の「憧れのハーピスト・ナンバー・ワン」なJoe Filisko。

それで、ついに重い腰を上げたわけですが、基本、凝り性な性格なので、やってみたら意外に楽しかったっていう。最近、サニー・ボーイ・ウィリアムスン1世(ジョン・リー・ウィリアムスン)のコピーばっかりやっている私を見て、夫が「絶対に純正律のハープを使った方がいい」と言うので、ジョン・リーの曲に使うハープは純正律にチューニングすることにしました。純正律、平均律などについては別の機会に書きたいと思います。

2013/09/15

ブルース・ハープ界の色男たち ・ 第2段

Posted in ハープ日記, ハーモニカ・プレイヤー, ハーモニカ小物 / お手入れ tagged , , , @ 10:48 pm by Yuki

仕事がらみの雑用とか、生活上の雑用などに時間を取られることが多い今日この頃。一日中、音楽といい男のことだけを考えて暮らす、というのが私の理想の生活ですが、一応社会人なのでそうも行きません。ということで、ブログで発散!ブルース・ハープ界の色男たちの第2段です。

まず、ものすごくかっこいいこの写真。

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左からElmore James、Sonny Boy Williamson II、Earl Phillips(長い間、Tommy McClennanだと言われてきた様ですが、Earl Phillipsが正解みたいです。)、それからLittle Walter。

ものすごい顔ぶれが、オーラ発散させながらシカゴの街を歩いています。煙草に火をつけているサニー・ボーイとか、楽しそうに笑っているリトル・ウォルターとか、自然な感じが非常に良い写真です。しかもみんな白シャツで、シャツ・フェチの私としてはよだれ出そうです。リトル・ウォルターのタイなんてもう最高。白シャツって、場合によってはミュージシャンというよりサラリーマンみたいになってしまうことがありますが、この顔ぶれではそれはありえません。1953年頃の撮影らしいですが、だとしたらリトル・ウォルターが自己名義でばりばりやり出した頃ですね。こんな無邪気な笑顔を見ると、切なくなっちゃいます。この人には本当に、もっと長生きしてほしかった。

それにしても、リトル・ウォルターとサニー・ボーイの足の長さは尋常じゃあないです。サニー・ボーイにいたっては、こんな写真もあります。

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足長っ!!余裕で8頭身はありそうです。この写真はちょっと無理やり笑っている感があってあれですけど、同じくKing Biscuit Timeからの写真で、こんな素敵なのもあります。

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これ、かっこいい!めっちゃタイプ!何がタイプかっていうとですね、ええと、体つきが。(こら!)まくり上げた白シャツの袖から出てる腕とか、太股の感じとか、足首とか、それに何より私は、背の高い人に弱い。

サニー・ボーイと言えば、私が最近夢中でコピーしている1世(ジョン・リー・サニー・ボーイ・ウィリアムスン)の方も、素敵な写真があります。残されている数少ない写真のほとんどで人の良さそうな笑顔を浮かべているこの方ですが、めずらしくこんなイケメンなのも。

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かっこいいですね!

それから、ビュレット・マイクを持っている、ちょっと激しい感じのこの写真もかっこいい。アンプリファイドの録音は残っていませんが、天才・リトル・ウォルターがあの革新的な演奏で現れるずっと前から、ジョン・リーはアンプリファイド・ハープを試みていたこととなります。

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でもやっぱり、私が一番好きなのは、ジョン・リーらしいこれ。

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明日もコピーに励みます!

2013/09/02

Dear John Lee “Sonny Boy” Williamson

Posted in ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 8:11 am by Yuki

親愛なるジョン・リー

今日も私は、あなたの音楽を聞いて幸せな気持ちになることができました。あなたの音楽は、いつも私に微笑みを与えてくれます。私をやさしく慰めてくれます。あまりに楽しくて、笑いが止まらなくなることだってあります。時にはあたたかいジャズのトランペットのように歌い、時には悲しみと憂いを帯びた人の声のように唸り、時には古いポンコツ自動車がデコボコ道を行くような音を立て、時には何かを口いっぱいもぐもぐ食べているような可笑しな音がするあなたのハーモニカが、私は大好きです。これは私の想像だけれど、たぶんあなたの心は、ハーモニカをプレゼントしてもらった11歳のクリスマスの日から、ちっとも変わらなかったのでしょう。農家だった家の手伝いをするばかりの毎日を送っていた少年が、ぴかぴかの新品のハーモニカを手に入れた喜び。急に人生が開けたような興奮。この小さな楽器が秘める大きな可能性を発見して行く時の驚き。ハーモニカを吹くのがただただ楽しくてたまらないという気持ち。あなたの音楽は、そういうものであふれている気がします。

あなたは歌も、ハーモニカを吹くみたいに歌うよね。ハーモニカは人間の声や歌声に一番近い楽器だと言われるけれど、あなたの歌を聞いていると、本当にその通りだなあ、と改めて納得してしまいます。言語障害のため自己表現がうまくできなかったあなたは、ハーモニカを手に持って歌うことで、やっと自由を得たのかもしれない。そう思えるほど、あなたの歌声は自然で自由で、人間味を持って私の心に語りかけてきます。その音楽を聞いていると、ブルースというものが生まれた訳や、ブルースにおけるハーモニカという楽器の役割や、ハーモニカ・プレイヤーが歌を歌うことの意味のようなものが、悟りが開けたようにぱっとわかる時があります。なんだか大げさなようだけれど、本当です。

それなのに、現代であなたのことが語られる時、多くの場合は、あなたが 「どれほどブルースの歴史において重要な人物であるか」 ということについてばかりです。正にその通り!あなたはブルース・ハープの歴史の中で、それはそれは重要な存在です。だって、ハーピストが歌を歌ってフロントマンとしてバンドをリードするということを始めたのもあなただし、現在まで継承されているのシカゴ・スタイルのブルース・ハーモニカを始めたのもあなたです。これまで誰もやらなかったことをやるのが天才というものだとしたら、あなたは確かにその一人だったと思うのです。そして、あなたが作り上げたそのスタイルは、リトル・ウォルター、サニー・ボーイ・ウィリアムソンII、ジュニア・ウェルズ、ビッグ・ウォルターなど、後に続く重要なハーピストに大きな影響を与えて来ました。要するに、現在ブルース・ハープを演奏する人なら誰でも、意識的にであれ無意識的にであれ、あなたのスタイルの影響を受けていることとなります。あなたはソング・ライターとしても優れていて、その多くの曲は、ブルース・スタンダードとして今日まで多くのミュージシャンに演奏され愛され続けています。ライブの帰りに窃盗を目的とした暴行に遭い、34歳という若さで亡くなるということがなかったら、自分がどれだけ大きな影響を与えたかを目にすることができたのに、と私は心から残念でなりません。そう、みんなが言うように、あなたはブルースとブルース・ハープの歴史の中で重要な人物なのです。

でもね、ジョン・リー、本当のことを言うと私は、もっとたくさんの人が、歴史的価値ばかりではなくて、あなたの「音楽」について語ってくれたらいいな、と思います。もっとたくさんの人が、あなたの音楽を愉しんでくれたらいいな、と。気持ちの良い春の午後の日差しの中で、眠れない夏の熱帯夜に、秋の夕暮れの静けさの中で、冬の朝に凍りつく窓の外を眺めながら、人々があなたの音楽に耳を傾け、その心を愉しませてくれるといいな、と。かつて、あなたが活躍していた時代、他のハーピスト達が皆こぞってあなたのようになりたがり、あなたのハーモニカを真似して学んだように、現代でももっと多くのハーピストがあなたに憧れて、あなたのスタイルを学んでくれたらいいな、と。だってね、ジョン・リー、本当に本当に、私はあなたの演奏が大好きなのです。素晴らしい音楽をありがとう。

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2013/08/25

Sonny Boy Williamson I に挑戦

Posted in テクニック, ハープ日記, ハーモニカ・プレイヤー, 音色 tagged @ 10:49 pm by Yuki

先日書きました通り、ただ今サニー・ボーイ・ウィリアムソン I のコピーに夢中です。朝から晩まで(時間の許す限り、ということですが。)ハーモニカ漬け。この2週間半、一歩も外に出ない、という日もありました。不健康極まりないです。サニー・ボーイ1世は大好きなハーピストですが、「難しくて歯が立たない」という意識が強かったので、これまでコピーは遠回しにして来ました。ですが、ワークショップでジョー・フィリスコの演奏に触れてすっかり盛り上がり、どうしてもやってみたくなっちゃったのです。で、やってみたらですね、やっぱり非常に難しかったっていう(笑)。

短い和音がぱっと入るところがたくさんあって、そこが一番の難関。「普通のタング・スラップとも違う様だし、一体どうやってるの~?」と、何回も何回も聞き直し、ハーモニカでああでもないこうでもない、とやってみて、また聞き直し・・・の繰り返し。それと関連して、2穴ドローと3穴ブローの使い分けも苦労しました。「ここは普通、2穴ドローでしょ!」というところで3穴ブローが使われているところがあることが判明したりして、難しいったらありゃしないです。2穴ドローと3穴ブローは同じ音(セカンド・ポジションではそりゃもう重要なトニック)ですが、サニー・ボーイ1世の場合、その使い分けによって音色を変えたり、グルーヴ感を出したりしている様なので、できるだけ正確にコピーするようがんばりっています。

特に注意している点としては、強く吹きすぎないこと!パワフルな音、ブルージーな音、ダーティーな音、パーカッシヴな音を出そうとすると、ついつい力いっぱい吹いてしまう、というのはハーピストならば誰でも一度は犯してしまう間違いですね。それから、音色。私は、日々の練習の一貫として、「どんだけ太い音を出せるか」という研究(というほど大それたものではないです。ただの練習ですね。)をしているのですが、それとは真逆の薄っぺらーい音が意図的に使われているところがあるので、そういうのもできるだけコピーして行くつもりです。あと、ダーティーなところはものすごくダーティーですが、クリーンなところも多いということが判明したので、その辺りもなるべく注意して吹き分けしています。誰かのコピーをすることのメリットのひとつとして、「自分の吹き癖から脱出できる」というのがあると思います。私なんかはつい全部ダーティーにしたくなっちゃうんですが、そこをぐっと抑えてあえてクリーンでやってみる、というのはすごくよい訓練になります。

本当はサニー・ボーイ1世についてもっと書くはずだったのですが、長くなったので、私が好きで好きでたまらない彼については、次回ゆっくり書きたい思います。

2013/08/07

Sonny Boy Williamson I のコピー

Posted in ハープ日記, ハーモニカ・プレイヤー tagged @ 12:12 pm by Yuki

一週間のブルース・ワークショップから生還しました。ものすごく刺激が多くて楽しくて勉強になったのですが、毎晩ジャムやおしゃべりで夜更かしして、平均睡眠時間が一日3時間という日々だったので、ほんと死ぬかと思いました。

ジョー・フィリスコ大先生は、やはり素晴らしかったです。もうね、神の領域です。たくさんの刺激を受けて、今は「あれもやりたいこれもやりたい」、「あれもやらなきゃこれもやらなきゃ」という思いで頭がぐるぐるしています。そんな頭を整理して、とりあえず始めたのが、サニー・ボーイ1世のコピー。もう一人のサニー・ボーイと同じくらい大好きなハーピストですが、まともにコピーに挑むのは実は初めてです。

彼の演奏は、ボキャブラリーはそれほど多くはないですが、学びどころが満載です。この人のコピーが完璧にできたら、ブルース・ハープの重要な部分はほとんどマスターできたも同然、というくらいのプレイヤーだと思います。昨日からこの方のコピーばかりやっていますが、ほんと飽きません。アコースティックの演奏(アンプを使わない生ハープの演奏)なので、音色もコピーしやすいですし、細かいリズムがいたる所に入っているので、一人で演奏していても楽しいです。とりあえず3曲ほど練習していますが、できればもっと増やしたい。

ところで、サニー・ボーイ1世の曲で有名なものに、Good Morning Little Schoolgirl というのがありますが、

Sonny Boy Williamson – Good Morning Little Schoolgirl

この曲は現代では、公の場で演奏するのはちょっと憚られます。特にイギリスではペドファイル的なものに対して過剰反応する傾向があるので(確かにひどい事件も多いので、そういう人達の気持ちがわからなくはないのですが。)、この曲は私はたぶん歌うことはないだろうと思います。ちょっと残念ですけれど。

それにしても、CDでもYouTubeでも、サニー・ボーイ1世の曲なのに2世の写真が載っているのをよく見かけますが、あれは何とかならないものでしょうかね?

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